リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

かっこいい!私が燃える錦絵の戦争画と歴史画①

今日も生きてます。 買い物に行くときに通りすぎるお宅の窓に、たまに猫が寝ています。 窓辺は陽ざしがあたって気持ちがいいのでしょう。 たまにというのがなかなか良くて、みかけるとむふふと鼻の下を伸ばしています。 毛が生えている動物をなぜかわいいと…

明治木版画技法の極致!小林清親の「花鳥動物画」

今日も生きてます。 自分がたくさん複製される夢を見ました。 自分と同じ人間がたくさんいたら、絶対仲良く暮らしていけるはず。 まずはみんなで仲良くなるためにUNOでもやるかな。 さて、「傑作浮世絵コレクション 小林清親ー光と影をあやつる最後の浮世絵…

ポンチ絵とは何か?「ポンチ」の由来は?清親のポンチ絵を見てみよう!

今日も生きてます。 いつも不思議な夢を見ます。 へんてこりんだなあと思いつつも、自分の胸の内に秘めた願望が如実に表れていることもあります。 偶然知り合った美しい婦人を、どうにかして絵画制作資料のための撮影モデルになってもらおうと、下心を隠した…

光線画とは何か?ー小林清親が描く光の風景ー

今日も生きてます。 最近モニターの拡張を覚えました。 複製機能しか知らなかったけど、拡張するととても便利ですね。 機械疎いタイプなのですが、少しづつ色々覚えてできること増やしていきたいです。 このPCを買ってから押してないキーボードのボタンたく…

文明開化の浮世絵師「小林清親」

今日も生きてます。 先日展覧会を見に行きました。 気分が悪くなり途中退場してしまいましたが、大方鑑賞することができました。 川崎駅すぐにある「川崎浮世絵ギャラリー」で開催中の「小林清親 光と影」です。 小林清親の浮世絵が展示されていました。 浮…

江戸絵師の派閥争い?流刑絵師「宮川一笑」には何があったのか?

今日も生きてます。 よくAmazonを利用するのでAmazonプレミアムに入っています。動画や音楽、本なども一定の無料枠の中では楽しむことができます。 最近ボヘミアン・ラプソディーが追加されたので視聴しました。 アメリカの伝説的バンド「クイーン」のボーカ…

スキャンダルに巻き込まれた流刑絵師「懐月堂安度」

今日も生きてます。 今日も「日本美術事件簿」[(瀬木慎一著、二玄社、2001年。)という本を読んでます。 この本には近代日本編もあります。 これがブログにまとめるような内容ではないのですが、とても興味深い内容です。 画家として名前を残している有名人…

島流しされた流刑絵師の行方~英一蝶(はなぶさいっちょう)の人生~

今日も生きています。 美術をどういった視点で楽しむかは人それぞれ。 私は作品そのものを楽しんだり、作家さんの人生を知るのが好きです。モノを作る人の人生は波乱万丈です。 そして神聖な美術の世界の裏側にあるお金や権力、政治といった下世話な話も知っ…

ザビエルの最後-意外と知らない日本布教後のザビエルの行方ー

今日も生きてます。 ずっと続けてきたザビエル生涯シリーズも今日が最終回です。 異教徒へのキリスト教布教に捧げる人生…信仰心の薄い私からしたら本当に遠い世界です。人間ってそれぞれの価値観が全く違うんだなアと素直に驚きです。 しかし、何かに熱い思…

17世紀に西洋で描かれたファンタスティック日本とザビエル

今日も生きてます。 もうすぐ一年終わりますね。(気が早い) ここ近年、実家で年越しが多いので、少しずつ家の中の整理をしていきたいと思います。 ということで今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉…

ザビエルVS仏教ー直接対決!勝つのはどっち!?ー

今日も生きてます。 ということで今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 ザビエルの生涯が描かれた20枚の連作絵画から、意外と知らないザビエルの生涯を取り上げています。 …

ザビエルVS仏教ー行く手(布教)を阻むボンズたちー

今日も生きてます。 海の波の音を聞いています。 気分は浜辺です。 気分だけ! ということで今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 ザビエルの生涯が描かれた20枚の連作絵画…

日本人初のカトリック教徒と、ザビエルが見た船上の悪魔の正体

今日も生きてます。 16世紀の日本は戦国時代。 ザビエルはその時代に日本に布教しに来たわけですが、日本にいるザビエルを描いたカトリックの絵画には、当然ながら日本の風景が描かれています。 情報が少ない中、それなりに描き手が東の果て日本を手探りで表…

戦場のザビエルー戦地でも能力(奇跡)が発動ー

今日も生きてます。 中学生の頃は何とも思わなかったけれど、世界の中にある絵画ってほとんど宗教に関係するものなんですよね。 西洋の美術は印象派以前の有名な作品は宗教画多いですよね。 日本でも神様の絵画は古くからありますし、日本でメジャーな画題で…

ザビエルの起こした奇跡ーインドで覚醒するザビエルの能力ー

今日も生きてます。 さて、今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 ザビエルの生涯が描かれた20枚の連作絵画から、意外と知らないザビエルの生涯を取り上げています。 その2…

インドでのザビエル

今日も生きてます。 先日落語を聞きに行きました。 浅草の演芸ホールです。初めていきました。 客席は一席ずつ間隔をあけて座り、最前列は使用禁止です。 落語家さんはさすがにマスクしていませんでしたが、客はマスクと検温消毒必須でした。何より休憩中の…

GO TO ザビエルーインドへ出航編ー

今日も生きてます。 朝が結構冷えていて寒いです。 もともと引きこもり属性の私ですが、こう寒くなるともう最低限の外出すらしませんっ(!? 少しは運動しないとなあと思いがら、ふとんにくるまりさなぎ状態になっています。 不健康! さて、今日もザビエル…

来日したザビエルの腕の価値観雑談と、ザビエルの生涯ーローマ教皇編ー

今日も生きてます。 最近作業中は雨音BGMにしています。 日中はなんやかんや外の音が気になってしまうので防音としての役割です。 いつの間にか常に雨気分で、ふと窓から太陽の光が差し込んでいると驚きます。 ブログでザビエルを取り上げているということも…

旅に出るザビエルーヴィネツィア編と謎の杖ー

今日も生きてます。 テレビで連日大統領選について報道されていますね。 世界情勢に疎い私でも少し興味を持ちました。 日本ではあまり政治のことを外で話すことはないですが、アメリカでは国民が自分が応援している候補者の名前が入ったものを身に着け、主張…

ザビエルは何故アジアまで布教しに来たのか。そもそも布教する前は何してたのか。

今日も生きてます。 ザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 教科書で見たことはあるザビエルですが、意外に生涯やモチーフにされた作品が興味深いです。 ポルトガルの首都リスボンに…

ザビエル画をみるー東洋の使徒の生涯ー

今日も生きてます。 寒いですね。 布団にくるまりながら作業をしています。 合わせ鏡って良くないというような都市伝説あった気がしますが、なんのそのという感じで合わせまくっています。 永遠に奥に続いていく空間って不思議な世界ですよね。 さて、「描か…

シャガールの聡明な妻ベラ

今日も生きてます。 モチーフで参考にしようと鏡を組み立てています。 大学在学中に額つくりのために買ったガラスをカットする道具 一回使ったきりでもう使わないと思っていたら今回鏡を切るときに活用できました。 これをガラスの上にすべらせ、溝をつくり…

岸田劉生と妻蓁(しげる)の人生

今日も生きてます。 「画家たちの妻」(澤地久枝著、文藝春秋)から、岸田劉生と妻蓁についてとりあげます。 岸田劉生の作品は故郷秋田で中学校の頃みたことがあります。 たしか平野政吉美術館だったかな。 蒐集家の平野政吉のコレクションを所蔵している美…

変な夢雑談と巨匠モデリィアーニの妻ジャンヌ

今日も生きてます。 いつも変な夢を見ます。 白黒ではなくカラーで。 これは夢だとわかっているときもありますが、どっぷり夢の世界に浸かっているときもあり、目が覚めた時は自分が一体どこの世界の住人かわからなくなっています。 それで「私は明石恵、こ…

早世の画家青木繁と福田たね

今日も生きてます。 殺生をしてしまいました。 以前ブログでも触れましたが、家の中でみかけたクモを放置し、「くももん」という愛称(?)をつけて親しんでいました。 リビングや洗面台など、見かけるたびに「あ、まだ生きてる。」と思い、なんとなく愛着が…

夫婦って不思議…画家マティスの妻とヒトラー夫婦雑談。

今日も生きてます。 ここ何回か、巨匠の妻たちについて取り上げてきました。「画家の妻たち」(澤地久枝著、文藝春秋)を参考にしています。 歴史的有名人の妻というのはやはり興味深いです。 あまりテレビを視聴する習慣のない私ですが、ヒトラーの妻「エヴ…