リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸時代のかっこいい幟旗!と自粛ほくほく話

今日も生きてます。 不要不急の外出を控えるということで、画材をアマゾンで購入しています。 宅配で何か頼むのであったらついでにあれもこれも…気になっていたあれも注文しようかなーと、ついで買いが多くなってしまいます。 ギャラリーフェイクの誘惑…。(…

絶筆の碑をたてた画僧「仙崖」

今日も生きてます。 引きこもりつつ元気に制作活動をしています。 最近友人がYouTubeデビューしたので楽しく視聴しています。 正直動画趣旨よりも、元気な友人の姿を見るのが目的となっています。 気軽に表現の場があるということはいいことですね。 さて、…

禅画を知ろう!白隠

今日も生きています。 外に出るときはなるべく人から離れて離れてと意識しています。 このソーシャルディスタンス(シング?)や入場規制、平時から美術館などに少しでいいので取り入れたら快適なのではないかと思いました。 東京は一つの施設やイベントに集ま…

酔って絵筆を握る画家「浦上玉堂」(うらかみぎょくどう)

今日も生きてます。 今日も「マンガでわかる『日本絵画』の見かたー美術展がもっと愉しくなる!ー」監修矢島新を読んでいます。 時代に沿って有名な画家をみてきましたが、今日は江戸時代の文人画家「浦上玉堂(うらかみぎょくどう)」です。 文人画家の作品は…

酒井抱一を知る

今日も生きてます。 雨が降っています。 以前道を普通に歩いていたら、なぜ水たまりを避けずに歩くのか聞かれました。 逆にどこでみんな教えてもらってるんだろうか。 考え事していたり、目を引くものが視界の中に入ると、不注意を極めてしまいます。 外では…

手持ちの画集を見返そう!

今日も生きてます。 カラヴァッジョ、フェルナン・クノップフ、エドワード・バーン・ジョーンズの画集。 錯視芸術図鑑もいいな。 または蝶の標本。荒俣先生の図鑑でもいいなあ。 いや、ギャラリーフェイク全巻大人買いでもいい。 もし給付金の対象になったら…

江戸時代で一番の絵師は誰だ?円山応挙

今日も生きています。 昨日平安人物志について触れました。 仙人の顔が怖いよ曾我蕭白(そがしょうはく) - リアル絵描き日記 当時の京都で有名な文化人が掲載されていた平安人物志ですが、その中には円山応挙も名を連ねていました。 円山応挙については以前も…

仙人の顔が怖いよ曾我蕭白(そがしょうはく)

今日も生きてます。 江戸時代に「平安人物志(へいあんじんぶつし)」というものが出版されていたそうです。 平安人物志はその時代の京都在住の文化人や知識人が掲載された人名録です。 弄翰子(ろうかんし・生没年不詳)という方が編纂しました。 京都へ学問…

伊藤若冲を振り返る

今日も生きてます。 江戸時代に活躍した作家についてみてきました。 今日は中期に活躍した伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)についてみていきましょう。 若冲居士像 相国寺蔵 久保田米僊 - 相国寺, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index…

吉田博雑談。

今日も生きてます。 なんとなく思い出し。 吉田博の作品集を見ていました。 個人的にはこの作品が好きです。 こちらに向かって朝日が降り注ぎ、オレンジ色の光に染まった海の波がゆらゆらしています。 絵の半分より上部、目を凝らすと遠くに水平線があります…

与謝蕪村をもう一度学ぶ。

今日も生きてます。 天気がいいですね。 こんな天気が良い日も引きこもりつつ怪談をきいています。 音楽だとビートにノリ過ぎてしまう(熱唱) 面白すぎる話は手元に集中できない(落語) ニュースは眠くなる 結果、怪談がベストです。 五感が研ぎ澄まされる気も…

池大雅ー歩く文人画家ー

今日も生きてます。 秋田県ではアニメ「ぼのぼの」は放映されていなかったので、上京してから初めてぼのぼのを知りました。(しかも長寿アニメ) 昨日初めてしっかり原作マンガを読み癒されました。 主要登場キャラクターは、 好奇心旺盛でおっとりしたラッコ…

江戸で活躍した狩野派の二人を比べてみよう

今日も生きてます。 今日も『マンガでわかる「日本絵画」の見かたー美術展がもっと愉しくなるー』誠光堂新光社出版、矢島新監修を読んでいます。 大雑把に時代ごとに日本絵画が紹介されています。 今ちょうど江戸時代初期頃まで読み進めました。 その中に↓の…

クライドルフ雑談。

今日も生きてます。 最近クライドルフという画家が気になってます。 スイスの挿絵画家らしいのですが、顔のついた花や、擬人化された虫たちの世界をメルヘンに描いた作家です。 なぜ気になるかというと、クライドルフが実際にその世界を見ていた説があるから…

冥界の絵でぞわりとしよう!

今日も生きてます。 いい天気ですね。 気分を盛り上げるために(?)怪談を聞きながら作業しています。 前回は幽霊の絵を見てきましたが、今日は骸骨や冥界の作品を見ていきましょう。 前回↓ akashiaya.hatenadiary.jp 〇堀田正民「骸骨図」 シャープな表現が…

一足先に幽霊画でひんやりしよう!

今日も生きてます。 風が強いですね。 外を歩いていると風になされるままの髪の毛が広がり、メデューサのようになっていました。 さて、今日はこの本を読んでいました。 2018年に平凡社から出版された「幽霊画と冥界 」(別冊太陽 日本のこころ)です。 (写真…

光琳を知ろう!⑥なぜ世界で日本美術といえば光琳なのか。

今日も生きてます。 少し間が開いてしまいましたが、元気です。 お花見に行きたい気持ちもありましたが、緊張感のある時期なので、お散歩ついでに近場の桜を見るにとどめました。 こんな春を迎える年もあるかな。 光琳について何回か続けて取り上げてきまし…