曾我派とは
今日も生きてます。
今日は室町時代に越前国を本拠地に活動していた曾我派についてみていきます。
下克上の時代、中央では長谷川派と狩野派とがバチバチやりあっていたわけですが、地方で地道に活躍していたのが曾我派です。
曾我派の祖は曾我蛇足(そがじゃそく)という人。
名前にインパクトがありますよね。
(蛇の…足!)
京都にある大徳寺襖絵を描いたと伝わっています。
とんちで有名な一休さんのモデル「一休宗純」に禅を師事し、一休は蛇足に絵を師事したそうです。
画像はれませんが、↓のURLで見ることができます。
安土桃山時代になると曾我派の親子「曾我直庵・二直庵」が活躍します。
二直庵の作品に付属された系図には、曾我蛇足に祖を求めていますが、実際直庵と蛇足の関係はわからないそうです。
直庵は蛇足6世を名乗って境で活躍したそうです。
この直庵と二直庵は鷹の絵を得意としました。
松鷹図
ふたりとも生没年ははっきりしていませんが、鷹狩りをし、鷹好きな将軍のためにたくさんの鷹の絵を描いたそうです。
梅鷹図屏風、江戸時代初期、六曲一双
155.8×362.2㎝
鷹の描写に愛を感じます。
直庵、二直庵がいた越前国の大名朝倉教景は鷹好きでした。
オオタカの飼育繁殖に成功したという記録があるそうです。
この大名のために何匹も鷹を描いたんだろうなあ。
朝倉氏が信長に滅ぼされたあと、直庵、二直庵は堺に逃げ、制作を続けました。
今日はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
レセプションパーティー
2019年3月22日(金)18:00-(予定)
レセプションパーティーに参加する予定です。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。