見返り美人の生みの親ー菱川師宣ー
今日も生きてます。
令和に決まった背景などが詳しく報道されるようになりましたね。
個人的には報道する必要はないかなー?と思います。
令和を考案したと推測されている大阪女子大名誉教授の中西進さんが、あなたが新元号の考案者か?と聞かれたときに、ー元号は人間が決めるようなものではなく、天の声で決まるもの。私ではありません。ーといったような内容のお答えをされたそうです。
こういう受け答えかっこいいですね。
さて、今日は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)を紹介します。
菱川師宣筆。
菱川師宣の一生
(1630年頃ー1694年)
誕生
縫箔刺繍業を営む家の、7人兄弟の第4子長男になります。
幼い頃
家業を手伝い、刺繍の下絵などを描くかたわら、漢画や狩野派、土佐派などの諸流派に接し、独学で絵の勉強をします。
江戸で人気イラストレーター
菱川師宣は江戸にでます。
そして版本の版下絵師として活躍。
挿絵を大きく取り入れた絵本で、江戸の庶民の人気を獲得しました。
そして鑑賞用絵画としての木版摺りの一枚絵を手がけます。
1694年歳晩年の傑作「見返り美人図」
見返り美人図を描く。
亡くなる。
『拾弐図』の内「衝立の陰」 菱川師宣 画
⚫逸話
故郷愛
肉筆画の落款には「房陽菱川師宣」「房國菱川師宣」と書きました。房州生まれの菱川師宣ということを示し、菱川師宣が故郷を愛していたことがわかります。
見返り美人の彫刻
菱川師宣記念館前に、見返り美人図のブロンズ像があります。鴨川市出身の彫刻家・長谷川昂氏の制作によるものです。
切手から国民的絵に
「見返り美人図」は1948年に発売された記念切手のデザインになりました。それによって広く知られるようになりました。
1948年(昭和23年)
1991年(平成3年)発行の「切手趣味週間」、1996年(平成8年)発行の「郵便切手の歩みシリーズ・第6集」
の各図案にそれぞれ採用されました。
見返り美人図は女性というよりも、当時のファッションを伝える絵です。
流行の髪型や帯、着物の柄などがよくわかります。
人が描かれてる作品はその人の身に付けてる服装も楽しめますよね。
周りの作家さんなど聞いてると、やはり自分の持ってる服を参考に描いている人も多いそうです。わたしも自分で持っているものではありませんが、好きな服装を絵の女の子には着せてしまいますね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石恵Website
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中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
私の作品はMDP GALLERYの会場と中目黒駅から徒歩三分の場所にあるお食事処
和琉ダイニング あんのん
http://www.an-non-nakameguro.jp
の店内にて展示されています。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。
ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。