ジャンヌ・ダルク
今日も生きてます。
神風怪盗ジャンヌってご存知でしょうか。
子供の頃アニメでみてました。
セーラームーンみたいなもんです。(ざっくり)
なんかよくわかってなかったけどあれってジャンヌダルクの生まれ変わりという設定なんですね。
ジャンヌダルク(1412-1431)はフランスで農夫の娘として生まれたものの、神の啓示を受け戦争に参加し、勝利を納め、その後イングランドで魔女と言われ処刑されたフランスの聖人です。
ということで筑摩書房から出ている「美少女美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでます。
上の作品はジョン・エヴァレット・ミレイによる「ジャンヌ・ダルク」です。
オフィーリアで有名なミレイですが、静かに神に祈るジャンヌ・ダルクを描いています。
ジャンヌ・ダルクが活動した期間は2年だけでした。
今ではフランスの英雄として絶大な人気があり、日本でも漫画やアニメに用いられるほどゆうめいですが、長い間魔女として不当に扱われていました。
それが見直されたのはフランス革命のあと、19世紀に入ってからです。
なのでそれ以前にジャンヌ・ダルクを描いた絵はなく、直接ジャンヌ・ダルクを見て描いたものなども残ってません。
このジャンヌ・ダルクはハロルド・ヒューム・ピファードが描いたもの。
ミレイが描いたジャンヌとはまた違いますね。
ジャンヌ・ダルクというと美少女×甲冑というイメージがありますが、甲冑を着たまま寝ていたらしいです。
↑はガストン・ブシュールの「ジャンヌ・ダルク」。このジャンヌダルクは甲冑を着ていませんね。新鮮。
不安な表情を見せています。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。