美少年肖像画
今日も生きてます。
先日清水のぶこさんの個展を見に行きました。
私がフェルメール展を出品したMDPギャラリーの地下でした。
作家さんが居なかったので会場写真はとらなかったのですがばらの絵がたくさん展示されていました。
個展の副題がアンネの薔薇ということだったのですが、なんでアンネなのかはわからなかった…。
今度あったときに聞いてみよう。
そしてそのMDPギャラリーにてクリスマスの展示に出品します。
「Art Of Giving vol.3」
会場: MDP GALLERY
期間: 2018年12月14日(金)〜12月25日(火)
※日・月・祝祭日休廊
※23日(日・祝)、24日(月・休)は開廊いたします。
時間:11:00〜19:00
※最終日は18:00まで
住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
会場WEBSITE
なんと展示される全ての作品が税込一万円です。私も小さな作品ですが出品する予定です。
クリスマスっぽい絵にしようかなと考え中です!
14日にレセプションパーティがあります!
お近くの方は是非!
さて、筑摩書房から出版されている「美少年美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでます。
一昨日美少年肖像画について描きましたね。
続編です。
今日は富裕商人や貴族など上層のひとびとの肖像画をみていきます。
↑はアンゲリカ・カウフマンが描いた「クピドに扮したヘンリク・ルドヴィク・ルボミルスキ」です。
1777年、ヘンリクはポーランド貴族ルボミルスキ公の生まれました。
叔母に可愛がられヨーロッパ各国を旅し、天使のような美貌は各地で評判になりました。
この絵を描いたカウフマンは当時としては珍しい有名な女流画家でした。
こちらの作品はユストゥス・シュステルマンスが描いた「デンマーク王族ヴァルマー・クリスティアンの肖像」。
モデルは題名の通りですが、デンマーク王の異母弟で母の身分が低かったため王位継承権を持つ王子にはなれず、スウェーデン王の将となり33歳で戦死しました。
この作品を描いたシュステルマンスは1630年頃イタリアで活躍したバロック画家。
ちなみにシュステルマンスの家の近くにたまたますんでたガリレオ・ガリレイを描いた肖像画で有名↓
これはピエトロ・ペルジーノが描いた「若者の肖像」です。
彼が着ている服はルネサンス期の富裕層の子弟の間で流行したもの。
人文主義者アレッサンドロ・ブロッチェージがモデルという説が濃厚。
これはトマス・ローレンスが描いた「赤い衣の少年」です。
イギリス軍人&政治家の息子を描いたもの。
通称レッドボーイとよばれます。
画家のローレンスはブルーボーイも書いています。これは明日紹介。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website