女装
今日も生きてます。
暖房をいれるとすぐ絵の具が乾いてしまうので電気毛布にくるまり絵を描いています。
電気毛布便利だ。ぬくい。
そして金箔と銀箔に挑戦してます。
全然難しい…!
どうすればうまくいくんだー!
苦悩の日々です。
中目黒のギャラリーでは展示中です!
「Art Of Giving vol.3」
会場
MDP GALLERY
期間: 2018年12月14日(金)〜12月25日(火)
※日・月・祝祭日休廊※23日(日・祝)、24日(月・休)は開廊いたします。
時間:11:00〜19:00
※最終日は18:00まで 住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
会場WEBSITE
さて、筑摩書房から出版されている「美少年美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでいます。
上の作品はアントン・ファン・ダイクの「チャールズ一世の三人の子たち」です。
三姉妹なのかな?と思いますが、両端の子供は実は男の子。
なぜドレス姿なのでしょうか。
ディエゴ・ベラスケスの「フェリペ・プロスペロ王子」です。
こちらも王子ですが女子用のドレスを着ていますね。
理由は諸説あるそうですが、幼少期には男女問わずドレスタイプのものしかなかったということ。
もうひとつは女装の一種が護符、魔除けとしての意味を持っていたということ。
西洋では薬草知識などに詳しい賢女や産婆たちから魔女というファンタジーを作り出し、女性が特別な力を持つと考えられていました。
そのため女装することで女性の力を取り込もうとしていました。
ベラスケスのフェリペ・プロスペロ王子の絵では護符として珊瑚や鈴などをぶら下げています。
ジョシュア・レイノズの「マスター・ヘア」です。
これもモデルは少年ですが、ドレス姿です。
有名なルノワールの作品「シャルパンティエ夫人とその子どもたち」です。
パトロンの家族を描いたもので、中央の子供は長男です。
かわいらしいですな。
全く関係ありませんがルノワールってサンタクロースみたいな風貌の画家だと思ってましたがしゅっとしててかっこいいひとだったんだな。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。