ダヴィッド 作品の評価
今日も生きてます。
埼玉の熊谷では気温が40℃を超えたそうですね。
外がサウナのようですね。
積極的に水分とるの苦手ですが、適当に飲んでます。
夏は麦茶。
さて、昨日はダヴィッドの「ブルートゥス邸に彼の息子の遺体を運ぶ刑吏たち」の内容を見ました。
共和政のなかで王政復古をたくらむメンバーに入っていた息子たちに死刑を宣告したおとん(ルキウス・ユニウス・ブルートゥス)のことが描かれていました。
これはフランスのルイ14世の注文によってかかれた作品です。
ダヴィッドが制作したのは1789年、フランス革命が本格的に始まろうとしたときでした。
ルイ14世によって注文されたこの作品は、意外なことに革命運動のなかで評価が高まります。
共和政のために自分の息子でさえも処刑するという厳しい態度を示した主題が、王政を倒して共和政府を目指す革命の思想と合致したからです。
そしてもともとは王様の依頼で描いただけのダヴィッドでしたが、いつのまにか革命政府の理想画家としてまつりあげられていきます。
四年後には志半ばで倒れた革命派の仲間の絵を描いています。
ジャック=ルイ・ダヴィッド
「マラーの死」
ダヴィッドが生きた時代のフランスはフランス革命からナポレオン政権樹立など、激動の時代でした。
ダヴィッドは政治的な思想をもつグループから作品の注文を引き受けて居たようです。
明日に続く。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
色が落ち着かない…。