ラファエロ
今日も生きてます。
フェルメールの牛乳を注ぐ女という作品をご存じでしょうか。
フェルメールについて色々調べていたのですが、あの画中の女性はブレッドプディングをつくっているという説があるそうです。
(画題や技法とは全く関係ない汗)
固くなってしまったパンを牛乳や卵を混ぜて復活させるお菓子だそうです。
食べたことないなーつくったこともないし。
やってみたいですね。
さて、今日も池上英洋さん著「西洋美術史入門<実践編>」を読んでます。
フェルメールは全く関係なく、アングルのお話です。
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
自画像
前回ナポレオンのかっこいい絵を描いたダヴィッドについてかきましたが、アングルはダヴィッドの弟子です。
なので、師と同じようにナポレオンの絵を描いています。
玉座のナポレオン
しかし時の政権と仲良しだったダヴィッドとは違い、アングルは政治から距離を置いていたので色々な立場の人間から注文を受けていました。
ナポレオンが失脚し、ダヴィッドが亡命した後、アングルはフランス画壇で主導的立場になります。
アングルはラファエロが大好きだったので、フランス画壇でラファエロ理想主義が主流になります。
上のナポレオンの玉座ですがアングルのラファエロ好きがわかる部分があります。
画面向かって左下部分
絨毯の中の紋章はラファエロの絵を図案化したものなのです。
ラファエロ・サンツィオ
「椅子の聖母」
あと関係ないかもですが、アングルは丸い画面にトルコ風呂という作品を描いています。
椅子の聖母に影響されてなのかなあ。(私見です。)
この他にもラファエロを主題とする作品を多く残しており、傾倒ぶりがわかります。
アングルのラファエロ愛がわかったところで今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
やすり中です。
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