続・カラバッジョ
今日も生きてます。
カラバヴァッジが続きます。
デル・モンテ枢機卿の邸宅で少年たちを描き続けてきたカラバッジョは宗教的なテーマを描くようになります。
悔悛のマグダラのマリア
他の作家のマグダラのマリアは服装が乱れていたり、胸元がはだけていたりするものが多いですが、カラバッジョが描いた上の作品は素朴なマグダラのマリアが描かれています。
エジプト逃避途上の休息
天使の背中が優雅です。
果物籠
ユディトとホロフェルネル
写真の無い時代にこの絵をみた当時の人々は驚いただろうな…。写真で見ても超リアルなことがわかります。
当時ローマではチェンチー族が公開処刑されました。他にもたびたび公開処刑が行われていたそうです。カラバッジョの斬首の作品には、実際に見た光景の記憶が生かされているのではないかと本には書かれています。
アレクサンドリアの聖カタリア
カラバッジョが29歳の1600年に「聖マタイ」の連作で知名度が上がり、教会や有力な貴族から注文を受けるようになります。
教会の窓からの光に合わせて絵の中に光が差し込まれています。
聖マタイの召命
聖マタイと天使
かっこいい作品で好きです。
最初の下図は却下され、この構図になったそうです。
聖マタイと殉教
主人公である聖マタイが誰であるかは議論がある。
デル・モンテ枢機卿の家を出た後、マッテイ家にしばらく過ごし、1603年からは1人暮らししています。二週間ほどアトリエに籠って生活し、1,2か月ほど従者を引き連れて盛り場を遊びまわったそうです。いろんなところで諍いを起こし、つまらぬことで警官と衝突して逮捕されました。何度も出入獄を繰り返したそうです。
性格は傲慢で口が悪く、皮肉屋であったそうです。1603年にはライバルの画家を誹謗中傷するような怪文書を回し、訴えられます。
聖ヒエロニムス
蛇の聖母
聖トマスの不信
キリストの捕縛
イサクの犠牲
聖ペテロの磔刑
聖パウロの回心
続々になります。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。