リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

黄金比の出生について

今日も生きてます。(書式がいつもと違うけど直せません!)

以前黄金比のことを取り上げたブログの中で黄金比の比率はわかったがなぜ生まれたのかがわからんというようなことを書きました。

そしたら先輩から「明石さんの疑問点に応えられるかはわかりませんが~」とメールを頂きました。ありがとうございます。

もしかしたら他にも気になっている方がいるかもしれないので、情報を共有したいと思います。
五重塔の比の話はまた明日!

というかブログをたくさんの方々が読んでくださっていて感激です。先輩はいろいろと本を調べてくださったらしく、本によってはどういった経緯で黄金比を発見したかはわからないと記されているそうです。

以下先輩のメールより

「黄金分割」(著:アルプレヒト、ベルンハルト)によると、ユークリッドは「正五角形の作図をしようとした」のがきっかけで、線分の黄金比の課題に取り組んだとのことです。


また、19世紀の美学者アドルフ・ツァイジングは、黄金比について研究と著書を残した人とのことですが、
なぜ黄金比を見つけたのかなどは書かれておらず、ただ「そこ(黄金分割)においてこそ、自然界でも、芸術の分野でも、美や総体性を目指したあらゆる造形の、そもそもの基本原理が獲得される」と黄金比を絶賛していたらしいです。


 黄金比は、ほぼどの本にも、自然界で様々な生命が進化していく過程でより美しい姿や形を追求した結果、
1:1+√5/2またはそれに近い比になった、と書かれています。いわゆる、西洋で言うと「神様の啓示」で黄金比が定められた、いわば神聖な比として今でも研究の対象とされているとのことです。

以上。めちゃくちゃわかりやすい…本当にありがとうございました!!!


ユークリッドがたまたま発見!し、そのあとでこの比率に関するいろいろなことがわかり、どんどん神秘化されていったということでしょうか。


最後まで読んで頂きありがとうございました。