リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

印象派

今日も生きてます。

 

久々に秋田の実家にいます。

展示前で追い込まれていることに変わりませんが、なんとなく東京より秋田の方が時間がゆっくり流れているように感じます。

 

 

 

 

 

今日は印象派というよりモネの話です。

印象派は人気という話をそこかしこで聞きます。ルノワールやモネって有名な作家ですよね。私の祖母の家にはモネの水連のジグレー(たぶん)がありました。

 

印象派は18世紀に発生しましたが、当時の美術の権威には否定されました。それはなぜだったのか、印象派の革新的であったところとは…?が今日の話です。

 

まずは18世紀、パリの権威あるサロンにはどんな作品が並んでいたのかを知る必要があるかもしれません。

 

1864年 ミレー「羊飼いの少女」

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1870年 アレクサンドル・カバネル「パオロとフランチェスタ」

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1878年ジュール・バスティア・ルパージュ「干し草」

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1879年ブグロー「ヴィーナスの誕生

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このような作品が入選したり賞をもらったりしていました。

 

これに対してモネの作品↓

1873年 クロード・モネ「ひなげし」

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当時のサロンで評価を受けていた作品たちとはだいぶ違いますね。

 

 

モネは細部の写実的な描写よりも、降り注ぐ太陽の光の中であざやかな色をした花びらの群れを表現しようとしています。当時の審査員にしてみたら、この赤は花に見えなかったかもしれません。

 

プリンターのインクジェットやパソコンのモニターなどは、赤・青・黄の三原色の組み合わせにより、様々な色を表現しています。

 

これをモネは利用しました。

 

明度を下げないため、絵具同士の混色をできるだけ避け、原色か少ない混色の色を隣に置き、離れてみることで望み通りの色に知覚できるように描きました。

 

そして自然界にはない色「黒」をパレットから追放したそうです。

 

 

私も上野で初めてモネの作品をみたときは近くで見ると絵具がべちゃっとついているだけなのに遠くで見ると画面全体が明るくて調和がとれていて驚きました。

 

スーラの点描はその理論を突き詰めた画風です。

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ジョルジュ・スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後

 

いつかの展示でこの作品ではありませんが、スーラの点描の作品をみたことがありました。

 

本当に細かい均一な点描で画面全てが覆われていて執念を感じました。なかなか制作大変だな…。

 

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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展示のお知らせ

!これから!

家族の肖像展

 

【会場】阪神百貨店梅田本店9階 美術画廊

【会期】4月25日ー5月1日

【時間】午前10時ー午後8時 最終日は午後5時閉場

 

家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。

私は全日終日会場にいる予定です!

大阪の方々にお会いできることを楽しみにしております。

ぜひお越しくださいませ。

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油絵

今日も生きてます。

 

晴れてますね。

 

今日は人生で何度目か(10回はしてないと思う)の引っ越しの日です。

 

部屋を片付けると自分はよくこんな狭い部屋で5年間も生きてこられたな。と思いました。私がもっと小さくなればいいんだな。(半分ぐらいに。)

 

 

モザイク・フレスコ・テンペラと続いてきましたが、今日は油絵です。

テンペラの絵の具は卵を使いましたが、油絵具は卵の代わりに油を絵具に使いました。

 

 

発明したのは今のオランダのヤン・ファン・エイクです。

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ヤン・ファン・エイク「アルファニーニ夫妻像」

 

ヤンファンエイクの作品15世紀に制作されましたが、今でも描かれている絵の発色は良いそうです。しかしどの油をどのぐらい調合するかなどのレシピは秘密にしていたため今でもわかりません。秘伝のたれ的なものですね。

 

油もいろんな種類があり、画家によって表現に合わせて自分のレシピがあります。

 

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ヤン・ファン・エイク「ターバン男の肖像」(自画像説あり)

 

 

ヤンファンエイクは板に油彩で描いていましたが、ヴィネツィアでは画布にの上に油彩で制作する人間も出てきました。

そうすることで木の板の反りによる絵の剥離の心配がなくなり、かかる経費もぐっと下がりました。

 

ヴィネツィアは港町で船の帆に使う布が身近にたくさんあったからではないかと推測されます。

 

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ヤン・ファン・エイク「ファン・デル・パーレ聖母像

 

 

キャンバス(布)に油彩で制作するという方法が普通にとられるようになったのは17世紀のオランダです。

17世紀のオランダは商人がパトロンになった時代でした。しかし財力や芸術品を飾る場所は王族や貴族と同じようにはいきません。

商人にとって油彩の作品は価格も大きさもちょうどいいものでした。

 

 

そして今絵を描くと言って頭に思い浮かぶ画材は布のキャンバスと油彩だと思います。いろんな表現が生まれていますが、扱いやすい形であるキャンバスがたくさん使われていますね。

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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〇展覧会のお知らせ〇

 

!開催中!

山本冬彦推薦作家による 2018自画像展

 

【会場】Gallry ARK

【会期】4月12日ー4月21日 日曜休廊

【時間】午前11時ー午後6時 最終日は午後5時閉場

 

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【会期】4月25日ー5月1日

【時間】午前10時ー午後8時 最終日は午後5時閉場

 

家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。

私は全日終日会場にいる予定です!

大阪の方々にお会いできることを楽しみにしております。

ぜひお越しくださいませ。

 

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テンペラ

今日も生きています。

 

部屋の整理をしていると意外にものをたくさん持っていることに驚きます。

使ってる?のモノは箱に入れて一年開けなかったらそのまま捨ててしまおうと心に決めました。

まだ実行はしていません。

 

 

さて、西洋美術史入門(池上英洋さん著)を読んでます。昨日はフレスコ画について書きました。

 

今日はテンペラです。

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ボッティチェリ「春」テンペラ 板

 

 

フレスコ画やモザイクは壁を全面に使うため普通の家には不向きでした。

 

 

その点テンペラは板に描く事ができるため扱いやすくなりました。

 

 

支持体は木の板です。

 

絵の具は色彩顔料と卵黄、にかわ(動物の油)を混ぜたものです。

 

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アントニオ・デル・ポッライオーロ「若い婦人の横顔」 テンペラ 板

 

 

卵を使うということで、テンペラと天ぷらは同じ語源だとどこかで聞いたのですが、本当でしょうか?

 

テンペラフレスコ画のように急いで描く必要がなく、描きなおしもできることが利点でした。

 

しかし木の板は湿度によって徐々に沿ってしまい、剥離の危険性がありました。

 

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ジョヴァンニ・ベリーニピエタ

 

 

ちなみに上の「ピエタ」ですが、キリスト教関連の作品で度々題名として使われます。

 

ピエタはイタリア語で哀れみや慈悲などの意味があり、芸術作品においては十字架から降ろされたキリストを抱くマリア(の場面)をモチーフにしたものを指すそうです。

 

ピエタの彫刻で有名な作品と言えば↓

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ミケランジェロピエタ

 

マリア様が美しいですね。

青年のキリストの母がこんなに若いわけがないとも思いますが、美術作品の中のマリア様はどんな場面でも美しいのでたぶんほんとでしょう。

元祖美魔女ですね。

 

 

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。

私は全日終日会場にいる予定です!

大阪の方々にお会いできることを楽しみにしております。

ぜひお越しくださいませ。

 

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フレスコ画

今日も生きてます。

 

断捨離をしようと思った明石です。

意外に荷物たくさんあるんだなあ。

 

西洋美術史入門(池上英洋さん著)を読んでましたが、続編の実践編があると知り購入しました。

少し覗きましたが面白そうだ。楽しみ楽しみ。

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絵とは関係ありませんがレッツ‼古事記という本も購入。古事記は読むのが難しいのでこれを入門書として今度口語訳とか読んでみようかな。最初の一歩です。

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そして横浜で自画像展開催中です。

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山本冬彦推薦作家による 2018自画像展

 

【会場】Gallry ARK

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さて、今日はフレスコ画です。

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上はシスティーナ礼拝堂 ミケランジェロ最後の審判

 

フレスコ画の描き方は壁に漆喰などを塗った生乾きの上から粉にした色彩顔料を塗っていく方法です。

 

油彩よりも歴史は古く、上のミケランジェロ最後の審判ラファエロアテナイの学堂など有名な作品がたくさんあります。

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ラファエロアテナイの学堂」

 

 

フレスコ画がなぜフレスコというかというと、漆喰が乾かないうちに描くので漆喰が「フレスコ(新鮮)」であるうちに描くということからきているようです。

 

フレスコとフレッシュは同じような意味らしいです。

 

しかもフレスコ画は漆喰が乾くまでの時間が早く、描きなおしができないので早く正確に描く事が求められます。

 

一日に塗ることができる範囲を「ジョルターナ」といいます。

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ちなみに本物のフレスコ画をよく見ると描いた順番がわかるようです。後に描いたジョルターナは先のジョルターナに数ミリ程度のっかっているそうです。

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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〇展覧会があります〇

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自画像展オープニングパーティ

今日も生きています。

 

 

先日は自画像展のオープニングでした。

 

出品作家さんが顔合わせしました~

 

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はじめましての方がほとんどでしたが、どの絵の自画像がどの作家さんかなと話しながら交流しました。

 

青い扉のギャラリーです。

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ギャラリーの前には案内が置かれています。

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ショーウィンドウに私の作品が飾られています。

 

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中にもう一枚が展示されています。

 

 

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一点以外すべて人物画でした。

日本画・油彩・パステル・水彩…流木に描いてる作家さんなど様々な表現をみることができました。

 

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21日まででです。

ぜひおこしくださいませ~

 

山本冬彦推薦作家による 2018自画像展

【会場】Gallry ARK

【会期】4月12日ー4月21日 日曜休廊

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今日は簡単ですがここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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阪神の展示を着々と準備しております。

 

 

家族の肖像展

 

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家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。

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大阪の方々にお会いできることを楽しみにしております。

ぜひお越しくださいませ。

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モザイク

今日も生きてます。

 

さて、今日は自画像展のオープニングパーティがあります。

ギャラリーARK 15時からです。

私も参加する予定です。楽しみです。

 

会場は横浜です!

最近オルゴールに興味を持っているので横浜のオルゴールのお店に行けたら行きたいなと目論んでおります。

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山本冬彦推薦作家による 2018自画像展

【会場】Gallry ARK

【会期】4月12日ー4月21日 日曜休廊

【時間】午前11時ー午後6時 最終日は午後5時閉場

 

 

 

さて、池上英洋さん著の西洋美術史入門を読んでいます。造形大学には活動家(?)っぽい先生もいますが、池上先生のように詳しい知識を授業で教えてくださる先生もいてなかなか面白い大学です。

 

西洋美術史入門が面白かったので続編も購入しようかなと検討中です。ものを増やしたくないのでKindle欲しいのですが、欲しい本のKindle版がない…。

仕方がない、本を買おう。

 

さて、今日は技法についてです。

よく美術館などで題名などが書かれたキャプションに技法なども記されていますが、読んだところで具体的にはどういう風に制作されているかわからないものです。今日は簡単に技法などを描いて行きたいと思います。

 

〇モザイク

モザイクはもともと色がついている石を壁に貼り付けるものです。

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547年サン・ヴィターレ聖堂

 

一センチメートル四方程度の小さなキューブ(テッセラ)を、二人一組になって一方が必要なテッセラを手渡し、もう一方が漆喰を塗ったばかりの壁に埋め込んでいったそうです。

 

色彩原料を粉にすることがないので発色が強く色が鮮やかです、画像を見ても色がきれいだなあと思います。太陽光にあたる面積も減るため退色もほとんどありません。

 

デメリットはテッセラを壁にはめ込んであるだけなので揺れにもろい事と、細かい造形が難しい事です。そしてコストがかかりすぎること。色彩顔料を細かくして薄く延ばす他の描き方とは同じ素材の量でも塗れる面積が違います。

 

強力な権力がある時代は作品に経済性を求めなかったそうです。

 

 

ちなみに画像はテオドラを表現したモザイクです。

テオドラは東ローマ皇帝ユスティニアヌス一世の皇后です。

身分の低い踊り子から皇后にまでなった人らしいです。すごいですね。昔からこんなドラマのような出来事があったんですね。伝承されるうちに誇張されりこともあると思いますが。

 

ヒッポドローム(馬車競技場)熊使いの娘として[1][2]東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスまたはキプロスで生まれた。最初は姉のアシスタントとして舞台に立つようになり、それから踊り子(女優)になった[1]。1度は結婚して官僚である夫とともにリビアへ赴いたが、その地で離縁され、怪しい踊り子稼業をしながらアレクサンドリアなどを経由してコンスタンティノポリスへ戻り、そこで皇帝ユスティヌス1世の甥であったユスティニアヌスと出会った。

テオドラに一目惚れしたユスティニアヌス525年にテオドラと結婚した。本来、踊り子と元老院議員の結婚は法律で禁止されており、皇帝の後継者と踊り子との結婚にはユスティヌス1世の皇后エウフェミア英語版や多くの貴族が反対したが、エウフェミアの死後、ユスティニアヌスは叔父ユスティヌス1世を動かして法律を改正させ、結婚したのである。

テオドラ (ユスティニアヌスの皇后) - Wikipedia

 

リビアで離縁されたあと厳しかったんだろうなあと推測してしまいます。たくましいわ。

 

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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家族の肖像展

 

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パトロンの変遷②

今日も生きてます。

 

横浜の画廊「ARK」さんで自画像展開催中です。

ギャラリーアーク

 

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山本冬彦推薦作家による 2018自画像展

 

【会場】Gallry ARK

【会期】4月12日ー4月21日 日曜休廊

【時間】午前11時ー午後6時 最終日は午後5時閉場

 

オープニングパーティーが4月14日の15時から始まります。

出品している作家さんやコレクターとして有名な山本冬彦さんが出席します。

私も参加する予定ですのでぜひお越しくださいませ。

 

 

 

 

 

私は阪神の展示の制作のためオープニングパーティーしか在廊しませんが、14日を楽しみにしております。

 

 

 

さて、今日は昨日の続きでパトロンの変遷②です。

市民や教皇、教会がパトロンになっていたということをかきました。

 

〇1516年頃

 

ドナテッロ「聖ゲオルギウス」

 

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石膏デッサンでよく聖ジョルジョ(とも呼ぶそうです。)と言って描きました。何とも言えない顔していて面白いんだよなあ。

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さて、15世紀のイタリアのフィレンツェでは職種ごとにギルドと呼ばれるグループがつくられました。

 

ギルドは「親方」と認めたものでない限り新規参入を認めませんでした。物乞いのギルドもあったようです。

 

ギルドは強力な力を持つようになり、都市の政治などにも影響力が持つようになります。

 

上の画像(全身像)を注文したのは武具馬具組合(甲冑組合・刀剣組合)でした。

 

モチーフになっている聖ゲオルギウスは現在のトルコで布教活動を行っていたとされる伝説的人物で、囚われの王女を救い出すためにドラゴンを退治するエピソードで知られます。

 

 

 

〇17世紀

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ディエゴ・ヴェラスケス「フェリペ四世の肖像」

 

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フェルディナンド・ボル「ワイン商人のギルド」

 

 

芸術のパトロン活動は、再び君主や貴族の支配階級と、教会によって独占されるようになります。

 

ヴェラスケス「フェリペ四世の肖像」は強力な権力を持っていたスペイン王の肖像です。

 

もちろん注文をしたのは王様です。

 

 

 

17世紀オランダは市民階級が中心となって構成された社会でした。

「ワイン商人のギルド」は集団肖像画です。描かれている人全員が等しくお金を出しています。俺だけ似てない!という事態を避けるため、画家は大変でした。

 

 

 

 

 

パトロンの変遷まとめ☆

 

市民(古代ギリシャ共和制ローマ)

君主(ローマ帝国)

君主、教会(中世)

君主、教会、ギルド(ルネサンス)

君主+貴族、教会(オランダを覗くバロック) 商人(オランダ)

 富裕市民(産業革命フランス革命以降)

市民、企業(現代)

 

 

 

 

今日はここまで。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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家族の肖像展

 

【会場】阪神百貨店梅田本店9階 美術画廊

【会期】4月25日ー5月1日

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家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。

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ぜひお越しくださいませ。

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