リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

佐藤美術館

 

今日も生きてます。

 

佐藤美術館の新収蔵展を見に行きました。

 

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 佐藤美術館(さとうびじゅつかん、英語: The Sato Museum of Art)は、東京都新宿大京町にある美術館。公益財団法人佐藤国際文化育英財団が運営している[1][2]

    (佐藤美術館 - Wikipediaより

 

 

 

第一不動産グループ創業者の佐藤行雄さんが設立したものらしいです。

 


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名前は聞いたことありましたが、実際に美術館に行ったのははじめてでした。ビルの中に絵が展示されていて、二階は受け付け、三、四、五階が展示室になっていました。

雨がザーザー降っていたので人はおらず、貸しきりでゆっくり鑑賞できました。

 

今回の展示は山本冬彦氏から寄贈を受けた作品の展覧会です。

 

割合的には静物画より人物画が多く展示されていて、人物画が好きな私としては楽しく鑑賞できました。

毛利太祐さんの色鉛筆で女性をリアルに描写してる作品がありました。みていてすごい細かくかかれているけど油彩の質感とは違うなあとふしぎにみていたら素材が色鉛筆で驚きでした。

 

画集でリアルに描かれた色鉛筆の作品みたことはありましたが、実物を見るのは初めて。すごく描き込んであるのに紙の状態がよくて鑑賞しててマットでフラットなのが気持ちよかったです。

 

開光市さんの作品も個人的にみていて面白かったなあ。油彩の作品とペンや墨で描かれた作品の二枚がありました。

面や線を画面の中で抜いたり形を与えたりしながら絵が構成されていてみていて楽しいです。油彩の作品はよくみていると3本目の腕を発見して驚きました。

 

四階には小嶋悠司という方の作品が多く展示されていました。板やキャンバスに描かれていて、でも日本画の顔料を使われているようで、日本画なのに味のある質感が新鮮でした。

 

五階は毎回コレクターから借りたものが展示されているらしく、私がみたときは屏風の作品が三点展示されていました。とても大きくて迫力ありました。

緑色で布の上に座る女性が描かれた屏風が個人的につぼでした。

 

会場では今回の展覧会の図録が販売されていました。山本冬彦さんの経歴も載っていましたが、お仕事されながらたくさん美術の活動されていて本当にすごいなと思いました。そしていつも作家の経歴ばかり読んでいるので、コレクターさんの経歴をこうして図録の中で読むのが不思議な感覚でした。

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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雑学

今日も生きてます。

 

町中に雪が積もってみんな移動がスキーという夢を見ました。スキーをしながらなぜか美術館に入り(なぜか会場も雪だらけ)自分の卒業制作の作品を探していました。起きたときは私卒業制作提出したかしらと寝ぼけてました。

(バッチリ提出はした。)

 

最近スキーしてないなあ。

 

 

神話・伝説とおとぎ話という本を読んでます。

 

解説は誰が書いたのかなあのみてみたら海野弘という男性の執筆家が書かれていました。78歳の方らしいです。たくさん本をかかれていてすごいなあ。

 

過去の著作も気になるものがたくさんありました。

 

 

オリエンタルファンタジー

スパイの世界史

遊び続けるピーターパン

雀はなぜ舌を切られたか イメージの風土記

ドラゴンの系譜 中国の秘密結社

ホモセクシャルの世界史

セレブの現代史

 

一部ですが、範囲の幅が広すぎる…!!!!!!

 

Wikipediaの情報なのでほんとかはわかりませんが、日本でまだ注目されていなかったアールヌーボーに着目していち早く本をつくった人らしいです。

 

この本を読み終わったら他の著作も読んでみたいですね。雀の舌はなぜ切られたのかが読みたいかな。雑学が広がりそうです。

 

あとどこかでピーター・パンのネバーランドに大人がいないのはピーターパンが連れてきた子どもが一定の年になると殺害してしまうからだという話を聞いたのですが、本当なんでしょうか。それを知ってからピーター・パン怖くなりました。

 

 


今日はここまで。

ご覧いただきありがとうございました。

展示予定

今日も生きてます。

 

今日は展示のお知らせです。

 

 

先日のブログに載せた制作途中の作品は横浜のGallery Arkという画廊の自画像展に出品します。

★ー山本冬彦推薦作家によるー

         2018自画像展

  Gallery ARK(横浜)

  4月12日ー4月21日

 

 

 

そして久々に阪神でグループ展です。

 

★家族の肖像展

 阪神百貨店梅田本店 美術画廊

 4月25日ー5月1日

 

 

大阪楽しみです。

 

たこ焼きとお好み焼きが。

 

 

最近読んでいる本。

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装丁が可愛らしくてお気に入りです。かわいがります。

このシリーズの本はツボです。揃えてしまいそうだ…。

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今日はここまで。

今日もご覧いただきありがとうございました。

 

 

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自画像

今日も生きてます。

 

次の展示に向けて制作中です。


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意図したわけではありませんがどちらも暗いですね。確実にカラヴァッジョの影響かと思います。

画面の凹凸の差を利用した表現をしたいなあと思っています。黒だと構図の色の整理がしやすいです。うまくいったら色数増やしていきます。

 

今日はここまで。

今日もご覧いただきありがとうございました。

 

続々々々々々・カラヴァッジョ(完)



今日も生きてます。

 

 

今日でカラヴァッジョ完結です。

 

 

 

殺人→死刑宣告→ローマから逃走→ナポリで成功→マルタ島で騎士になる→目上の騎士を仲間と襲撃→収監→マルタ島脱走→シチリアで弟分の画家のもとに身を寄せ、仕事を斡旋してもらう→シチリアの都市メッシーナに移り仕事をする

 
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聖ルチアの埋葬

 
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ラザロの復活

 
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羊飼いの礼拝

 
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受胎告知

 
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生誕

 

カラヴァッジョは1609年の夏にナポリに戻ります。しかし10月に居酒屋の前で4人の武装した男から襲われ、瀕死の重傷を受けます。マルタ島の騎士の復讐でした。

療養のためカラヴァッジョ伯爵夫人が持つナポリ郊外の別荘に身を寄せます。

 

 

 
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サロメ

 
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アンドレの殉教

 
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ウルスラの殉教

 

 

 

ナポリで活躍していたカラヴァッジョはローマに帰ろうとします。ローマのパトロンがカラヴァッジョの恩赦のために運動していました。教皇からも恩赦の約束を取り付けていました。カラヴァッジョも有力者に絵を送るなどして後押しをしていたようです。

 

1610年の7月にローマに向かうために船に乗ります。

船は悪天候のためラーマの少し北にあるパロにつきましたが、そのときカラヴァッジョは山賊に間違われて逮捕されてしまいます。(災難です。)数日後に釈放されましたが、船はもう出港していました。

 

絵を取り返すべく次の寄港地に向かってカラヴァッジョは歩いていました。しかしそこについたときには重い熱病にかかっていました。修道院で看病されていましたが、7月の18日に息を引き取りました。38歳だったそうです。

 

こんなに激しい性格の画家って他にいるのかなあ。貴族たちとメッシーナのある教会に入ったときに、罪が清められるからと聖水をつけることを勧められると「必要ない。私の罪は死に値するものだから」と断ったそうです。罪の意識にさいなまれながら生きていたようです。絵を描く事が無かったらもっと崩壊してたんだろうと思います。

 

宮下規久郎という方が書かれたカラヴァッジョの本を読んでいました。宮下さんの事を調べていたら顔写真が載っていたのですがどことなくカラヴァッジョの雰囲気あるなと(勝手に)思いました。

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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続々々々々・カラヴァッジョ

今日も生きてます。

 

カラヴァッジョが続々してますが、まだまだ続々します。

殺人のため死刑宣告を受け、ナポリに逃げ、そこで成功したカラヴァッジョは1607年にはマルタ島まで逃げます。聖ヨハネ騎士団の騎士になるためでした。

 

 

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昨日ブログに載せた上の作品はアロフ・ド・ヴィニャクールの肖像ですが、この人は殺人者は騎士になれないという規則を曲げてまでカラヴァッジョはが騎士になれるように応援してくれた人物でした。

 

心なしか優しげな表情で描かれていますね。

 

 

1608年にはサン・ジョヴァンニ大聖堂のオラトリオ(集会祈祷所)に大作を奉納し、騎士団に入団します。

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洗礼者ヨハネの斬首

361×520(㎝)

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この作品の出来栄えに騎士団長は喜び、カラヴァッジョに金の首飾りと二人の奴隷を与えたそうです。斬首されているヨハネの血の跡にカラヴァッジョのサインがあります。絵の中にサインが描き込まれた唯一の作品です。

 

 

 

 
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ヨハネが斬首されているよううすを描かれた作品ですが、このようなポーズで描かれているのには意味があるそうです。

 

処刑人が首を切り落とそうとしている動作は犠牲に捧げられた羊の首を斬って地面に血を流す動作に似ており、聖人の殉教が犠牲であることを暗示しています。

 

この絵のヨハネは騎士団そのものを象徴しており、異教徒と戦って戦死した騎士たちへの鎮魂が込められていると考えられます。

 

 

 

 

騎士になったカラヴァッジョのはその直後に仲間の騎士5人とベッツァ伯ロドモンテ・ロエロを襲撃します。

 

なんでこの人はすぐ人を襲ってしまうんでしょうか?

 

それにより逮捕されサンタジェロ要塞の地下牢に収監されます。

 

しかし脱獄しシチリアに行きます。

そこで弟分の画家のもとに身を寄せ仕事斡旋してもらいます。ロエロの追ってから逃げつつも絵を描き続けます。

 

 

 

明日に続きます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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続々々々・カラヴァッジョ



今日も生きています。

 

カラヴァッジョは1610年38歳で亡くなりました。1606年に死刑宣告(見つけ次第殺害しても良いというもの)を受けてから四年間は逃げながらも作品を制作しています。

今日は死と隣り合わせの中描いていたカラヴァッジョの作品を取り上げたいと思います。

 

 

 


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まずローマ南東部の山岳都市を転々としてカラヴァッジョは逃げます。地図の黄色のお花の辺りです。

 

 


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 エマオの晩餐

 
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 マグダラのマリアの法悦 


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 瞑想の聖フランチェスコ

 

 

 

 

 

1606年の秋にはナポリまで逃げました。

 


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そこでも注文を受け仕事をこなしています。10月には銀行口座を開いている記録が残っているそうです。


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 ロザリオの聖母

 


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慈悲の七つの行い

 


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キリストの笞打ち

 

 

 

 

 ナポリで成功したカラヴァッジョは騎士となりお尋ね者の汚名を返上するのを狙ったのか、聖ヨハネ騎士団の騎士になるべく1607年にはマルタ島に渡ります。


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アロフ・ド・ヴィニャクールの肖像

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執筆する聖ヒエロニムス


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眠るアモール

 

 

1608年にはカラヴァッジョ最大の大きさの作品を完成させます。この大作を奉納することで念願の騎士になるのですが…今日はここまで。

 

 

明日に続きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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