少年奴隷
今日も生きてます。
大学の頃は周りに学生がいっぱいいたからモデルになってくれる人がたくさんいて恵まれていたなあ。
美人画作家さんに話を聞くとモデルさんに頼んだりして描いているらしいです。
私も次回からモデルさんに頼もうかな~と思い、好みのモデルさんを探しています!
中目黒で展示中です!
「Art Of Giving vol.3」
会場
MDP GALLERY
期間: 2018年12月14日(金)〜12月25日(火)
※日・月・祝祭日休廊※23日(日・祝)、24日(月・休)は開廊いたします。
時間:11:00〜19:00
※最終日は18:00まで 住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
会場WEBSITE
さて、筑摩書房から出版されている「美少年美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでます。
本のなかに少年奴隷の項があります。
奴隷市場の絵が何枚か紹介されています。
上はギュスターヴ・ブーランジェの「奴隷市場」です。
これはジャン=レオン・ジェロームの「蛇使い」。蛇を巻いている少年は奴隷でしょうか。
同じ作家で、少年ではありませんが奴隷の絵を描いてます。
奴隷市場という題名で、奴隷の女性の歯を検査しています。
今の時代だと奴隷に拒否反応がありすぎて絵を和やかに見ることができません。
私だけでしょうか?
こうして絵が残っているということは注文主があり、奴隷の絵を飾っていた施設なり家なりがあったということです。なにか教訓で飾っていたのかな~。
古のアテナイでは男性の売春行為が違法ではありませんでした。しかし年齢の期限があり、髭が生えるまで、そして女性と性行為をする前まででした。女性よりも若さや幼さが重視されていました。
ローマには各地から捕虜や奴隷が集められ女性だけではなく少年も虐待されていました。
男昌のほとんどが奴隷出身で、中には抜きん出た存在になり、高額な報酬を得るものもありました。
三世紀なかばには非合法になりました。
ジャン=レオン・ジェロームの「ローマの奴隷市場」。ローマ時代は捨て子が多く、拾われて売られることも多かったそうな。
奴隷身分の美少年たちはしばしば去勢処置が施されました。ホルモンバランスを失い、声変わりや体毛が増えないため、美しさを保ちやすかったのが理由としてあげられます。
子孫を残すことができない彼らは妃や娘、女官たちのいる後宮に仕えることもありました。
幼年期に睾丸を切除、または潰されたもの
トラシアエ
第二次性徴期を終えてから睾丸を切除去れたもの
スパドネス
睾丸とペニス両方を切除去れたもの
カストラト
と、それぞれ名前があるそうです。
上はヴァシーリー・ヴェレシチャーギンの「売買される子供奴隷」です。
キリスト教ではこのようなものたちをどのようにとらえていたのでしょうか。
旧約聖書には去勢されたものは追放せよ、新約聖書にも生まれながらに去勢されたもの、あとから去勢されたものという記述があります。
しかしキリスト教は童貞性を重んじる面もあったので、信者が去勢手術を自ら進んで行う人もいました。
しんじられん。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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