フィレンツェのメデューサ
今日も生きてます。
イタリア旅行記・フィレンツェウフィッツイ美術館編が続いております。
今日は本命のカラヴァッジョです。
☆簡単にカラヴァッジョ紹介☆
カラヴァッジョ(1593年から1610年)はイタリアの画家で、暗闇の中人物にスポットライトをあてて浮かび上がらせるような臨場感ある画風を確立した人です。
すぐ人と衝突してしまう性質であったため何回も問題をおこしました。そして殺人の罪をおかしてしまいます。
ウフィッツイ美術館にはカラヴァッジョの作品が何点かあります。
カラヴァッジョ「メデューサ」↑
本物は立体的&描写的に描かれていて本当に怖かった笑
目を見たものを石にしてしまうギリシア神話の怪物、メデューサ。
なぜメデューサが蛇の髪を持ち、みたものを石にする力があるかというのは諸説あるそうです。
おそらく絵画の中ではカラヴァッジョの作品が一番有名なのではないかと思います。
裏側↓
楕円形の盾に描かれています。
ちなみになぜこのような形の物に描かれているかというと、メデューサ退治の方法に由来があると思われます。
メデューサを退治したペルセウスは、眠っている彼女に近づきら鏡のように磨いた盾を通して見て、メデューサをやっつけました。
なので鏡のような盾に写っているメデューサのイメージではないかと思われます。
ラファエロやボッティチェリが飾られていた白い空間とは違い、カラヴァッジョのある作品の壁は赤色でした。
カラヴァッジョのメデューサを囲うように同じようなモチーフの作品が並んでいます。
レオナルド・ダ・ヴィンチのが描いた作品のコピーだと言われています。
↑はカラヴァッジョ「イサクの犠牲」
神様がアブラハム(絵の中のおじさん)を試すため、息子であるイサクを神に捧げなさいと言い、アブラハムがその言葉に従いイサクをナイフで切ろうとする瞬間、天使が現れてその手を止めました。
絵で描かれているのは天使が現れた瞬間です。
恐怖で歪んだ表情がリアルです。
もっとよく見たかったなあ。
↑のセクシーな絵はティツアーノが描いたヴィーナス。
ウルビーノ公爵の依頼で描かれたので「ウルビーノのヴィーナス」とよくいわれます。
↑はカラヴァッジョ「バッカス」
上野で一度カラヴァッジョ展の中で見たことありますが、まさかイタリアで再会できるとは!
よく聞くのは、手前のワインが入っている器に作者であるカラヴァッジョの顔が描き込まれているという話です。
どこにあるかわかるでしょうか?
私もわかりませんでした爆
すごく近寄ってよく見ようとして警報ならしました。すみません。
バッカスは食材の絵に囲まれてました。↑
ミュージアムグッズを物色しているとカラヴァッジョが描いたメデューサの手鏡を発見。
なんと気色悪い…
…
買いました。笑
誰が買うんだ~と思われるかたもいるでしょうが、それは私です!
メデューサは鏡にまつわる絵なので手鏡に印刷されてるとはツボです。
他にもさまざまなグッズがありました。
添乗員さんのおすすめは名画が印刷された眼鏡拭き。お土産に買いました。
ミュージアムグッズって見るの楽しいですよね。
フィレンツェ・ウフィッツイ美術館は今日で終わりです。
明日からローマです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
余談ですが爬虫類カフェで蛇をさわりました。
かわゆい。
明石恵Website↓
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
展示があります!
中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
レセプションパーティー
2019年3月22日(金)18:00-(予定)
レセプションパーティーに参加する予定です。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。