ゴッホのジャポニズム
今日も生きてます。
眠い…。なぜか眠い…。
デヴィ夫人に日本酒すすめられる夢みた。
しかもなんか怒られた…。ごめんなさい。
そういう日もありますよね。
気がついたらゆでダコになっていました。
さて、今日も池上英洋さん著「西洋美術史入門<実践編>」を読んでます。
先日はモネの事を取り上げましたが、ゴッホもジャポニズムの作品を描いています。
今日はゴッホについてです。
モネと同じようにゴッホもジャポネズリーの段階の作品かあります。
上の画像の作品の中にはいくつかの浮世絵が模写されてます。
すべてゴッホが持っていた作品です。モネもそうですが、みんなよく日本のものを集めていたんですね。
ゴッホの作風の変化を「人物画・室内画・風景画」三つのジャンルに分けて見ていきましょう。
一組の夫婦を描いた作品です。
男性の方が先に描かれた作品です。
表現に違いがあるのですが、わかりますでしょうか。
その中のひとつとして立体感の表現があります。
二つの画像の胸の部分を着目すると、男性の方は白いハイライトと黒い色で影が描かれています。
女性の方は緑の服の上に黒い線だけで表現されていて、平坦な表現処理がされています。
立体感が失われていますね。
次の二つについては明日。
ゴッホはいつか都内の美術館で印象派のくくりの展覧会で見たことがあります。
ゴッホが色の発色の研究のため、毛糸を使っていたことや、三原色を使ってわざわざ灰色を自分で作っていたこと等を知っていてため、どんだけきれいな色の作品かと期待していました。
しかし意外に(時間が経っているせいか)発色はそこまで。可もなく不可もなくという印象。
パンフレットや画集で見る作品の方が発色良くなって見えますね。
ジャガイモが描かれた静物画がなんか素敵でした。同行した作家さんも同意見でした。
でもジャガイモが描かれた作品は画集で見てもなんとも思わないんだろうな。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。