リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

長沢 芦雪はどんな人?

今日も生きてます。

 

Facebookの繋がりで長く連絡のとってなかった地元の人とつながるのは嬉しいです。

 

小学生の頃とか、中学生の頃とか…久しぶりに連絡してお母さんになった友達を知るとあれから年月が流れたんだねえと実感します。

 

昔から絵描くの好きでした。

 

10年後も20年後も絵を描いてたらいいなあ。

 

 

さて、今日は長沢 芦雪(ながさわろせつ)を紹介します。

 

以前奇想の系譜展の中でも紹介しました。

奇想の系譜展ーレポート②ー - リアル絵描き日記

 

 


f:id:akashiaya:20190404080904j:image

錦江山無量寺障壁画

和歌山県串本町、串本応挙芦雪館)

のうち『虎図』

 

⚫長沢 芦雪の一生

(1754年ー1799年)

 

1歳

船頭の子として生まれる。

その後淀藩の下級武士の養子になる。

(淀藩は現在の京都)

 

10代

円山応挙に弟子入りする。

 

円山応挙については↓

円山応挙ー京都の巨匠ー - リアル絵描き日記

 

弟子入りする前から相当な技量を持っていたそうです。

 

33歳

応挙と共に無量寺等に絵を描く。

 

現在、無量寺境内には応挙芦雪館が開設されているそうです。

 

46歳

大阪で謎の死をとげる。

 


f:id:akashiaya:20190404084207j:image

宮島八景図(1帖8図のうち) 重要文化財 文化庁保管

 

 

長沢 芦雪の逸話

 

円山応挙に3回破門されている

長沢 芦雪は奔放で快活な性格だったそうです。応挙からもらった手本を持参し、それに直しをお願いするなど、いたずらっ子のような側面がありした。しかし、3回のうち一回はこの理由で破門になりました。

 

魚印

長沢 芦雪の作品には「魚」の印が押されたものがあります。

なぜ魚なのか?

 

芦雪の修行時代、寒い冬の朝、行く道の途中の小川が凍り、魚がその中に閉じ込められ苦しげでした。

 

帰りにまた覗いてみると、氷がだいぶ溶け、魚は自由に泳ぎ回っていました。

 

次の日、芦雪が応挙にこのことを話すと、自分も修行時代は苦しかったが、そのうち次第に氷が溶けるように画の自由を得たのだと諭されました。

 

これを肝に銘じるため終生この印を使い続けたということです。

 

現存している「魚」印は、故意に割った形跡があり、おそらく画の自由を得た決意表明として芦雪自身が故意に割ったと考えられます。

 

謎の死

自殺とも毒殺とも言われます。

真相は闇の中。

 


f:id:akashiaya:20190404085859j:image

『紅葉狗子図』

1790年頃 絹本著色 

ウォルターズ美術館蔵

 

 


f:id:akashiaya:20190404090027j:image

月夜山水図

 

 

今日はここまで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

参考・画像引用

知識ゼロからの日本絵画入門 

幻冬舎出版安河内眞美

長沢芦雪 - Wikipedia

 

 

明石恵Website

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

 

 

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展


f:id:akashiaya:20190404090148j:image

私の作品はMDP GALLERYの会場と中目黒駅から徒歩三分の場所にあるお食事処

 

和琉ダイニング あんのん

http://www.an-non-nakameguro.jp

 

の店内にて展示されています。

 

 

 

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。

 


 

「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!

 

 


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

 

 

 

 

 

円山応挙ー京都の巨匠ー

今日も生きてます。

 

広島の民話について調べています。

 

広島にはカッパに似た猿猴(えんこう)という妖怪がいます。

 

体は緑色で毛は茶色で毛むくじゃら、猿のような外見らしい。

そして尻尾があり、甲羅を背負っているそうな。

 

 

…どうやって描けばいいんだ。

 

 

 

さて、今日は円山応挙(まるやまおうきょ)を紹介します。

 


f:id:akashiaya:20190403083856j:image

円山応挙肖像『近世名家肖像』より

 

円山応挙(1733年ー1795年)

 

1歳

農家の次男として京都に生まれます。

 

10代後半

狩野探幽の流れを引く鶴沢派の画家、石田幽汀の門に入ります。

 

20代

京都四条通柳馬場の玩具商に勤めていました。

 

27歳

眼鏡絵の制作にたずさわり、写実に目覚めます。

 

★眼鏡絵とは

45度傾けた鏡に映した絵をレンズを通して覗いてみる風景画の一種で、それにより原画は絵や文字が左右反対に描かれているもの。


f:id:akashiaya:20190403084915j:image

鈴木春信画。

眼鏡絵を覗く様子。

 

40歳

円山応挙の大パトロン、三井家との交流が始まります。

 

63歳

京都でなくなる。

 

 

 

円山応挙の絵は今までの日本画とは違うところがあります。

それは線がないところ!


f:id:akashiaya:20190403085421j:image

金刀比羅宮表書院障壁画のうち瀑布図

 


「付立て」(つけたて)技法といい、1本の筆の全体に淡墨(淡彩)、先端の部分に濃墨(濃彩)を含ませて、一筆で濃淡を表現する技法です。

 


f:id:akashiaya:20190403085717j:image

金刀比羅宮表書院障壁画のうち竹林七賢図

 

円山応挙は病気の猪と眠っている猪を描き分ける写実力があったそうな。

常にスケッチ帳を持ち歩き、目についたものを描いていました。

弟子たちにもその大切さを説いていたそうです。

 


f:id:akashiaya:20190403090012j:image
f:id:akashiaya:20190403090044j:image

雪松図(国宝)三井記念美術館

 

 

応挙が写実に目覚めたのは日銭を稼ぐためにしていた眼鏡絵を描くうちに透視図法を学んだからです。

 


f:id:akashiaya:20190403090237j:image

青楓瀑布図天明7年(1787年

サントリー美術館

 

 

曾我蕭白

 

「画を望むならば私に、絵図を求めるなら応挙に」

 

というないようのことばを残しています。

 

曾我蕭白は絵や文学や教訓などの教養が込められるものと思っていました。

 

それに対し応挙は写実を軸にし、非絵画的なものを排した純粋絵画を目指しました。

 


f:id:akashiaya:20190403090707j:image


f:id:akashiaya:20190403090716j:image

群鶴図(左隻) 

群鶴図(右隻)

ロサンジェルス・カウンティ美術館

 

 

私は曾我蕭白の考えに近いかなあ。

 

今日はここまで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

明石恵Website

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 


f:id:akashiaya:20190403090955j:image

 

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展

 

私の作品はMDP GALLERYの会場と中目黒駅から徒歩三分の場所にあるお食事処

 

和琉ダイニング あんのん

http://www.an-non-nakameguro.jp

 

の店内にて展示されています。

 

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

 

 

参考

知識ゼロからの日本絵画入門 

幻冬舎出版

安河内眞美

 

 

画像引用

円山応挙 - Wikipedia

 

 

 

 

令和ー平成愛が逆に高まるー

今日も生きています。

 

元号が発表されましたね。

 

「令和」

 

私の第一印象は綺麗な響きだなあというものでした。

 

ご令嬢や令室など、美しくて高貴な印象のある「令」の字と、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」にある「和」の字が組み合わさって、日本の美意識みたいなものがきゅっと凝縮されているようです。

 

今までは中国の古典からつくられていたものが今回は日本の万葉集からとられたそうですね。

 

正直今までの元号が中国の古典からとられていたというとこが驚きです。

 

知りませんでした…。

大昔ならわかるけど。

 

今回から日本のものにしたのは良い判断でしたね。

 

元号が新しくなって思うのは、たぶんこれから平成生まれの人に会ったらすごくシンパシーを感じるだろうなということ。 

 

今年の5月以降に生まれる人は皆令和生まれで、平成生まれの人はもう生まれないんですよね。

気持ち的には平成生まれ皆兄弟ですわ。

(一回会っただけで友達認定するタイプです)

 

元号が変わることで平成愛が募りました。

 

ということで平成の由来を調べてみました。

 

⚫平

出典

史記」(中国の歴史書)

「内平かに外成る」

 

⚫成

出典

書経」(中国古代の歴史書)

「地平かに天成る」

 

「内外、天地ともに平和が達成される」という意味。

 

漢字をみれば大体意味はわかりますね。

良い意味だ。

 

 

自分の生まれた時代にそれぞれ元号があるって良いものだなあと今回新しい元号が発表されて感じました。

 

4月中は最後の平成への愛を高めながら過ごしたいと思います。

 

 

今日はここまで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明石恵ブログ

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

展示中です!

平成最後のお花見にはぜひ中目黒へ


中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展


f:id:akashiaya:20190402091617j:image

 

私の作品はMDP GALLERYの会場と中目黒駅から徒歩三分の場所にあるお食事処

 

和琉ダイニング あんのん

http://www.an-non-nakameguro.jp

 

の店内にて展示されています。

 

 

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

渡辺崋山ー切腹した文人画家ー

今日も生きてます。

 

もう少しで元号が発表されますね。

 

私は平成生まれで少し寂しい気持ちもありますが、どんなものになるのか日本国民として楽しみです。

 

さて、今日は谷文晁に影響を受けた作家を紹介します。

谷文晁についてはこちらをご覧ください↓

谷文晁 - リアル絵描き日記

 

渡辺崋山(わたなべかざん)


f:id:akashiaya:20190401084109j:image

渡辺崋山

崋山の弟子、椿椿山によって崋山の死後12年後の嘉永6年(1853年)に描かれたもの。

 

渡辺崋山は1793年に田原藩士の子供として江戸に生まれます。

 

藩の財政が悪化すると崋山のお父さんの年棒が減らされ一家は困窮します。

 

そんな中、絵が得意だった華山は絵を売って家計の足しにしていました。

 

1809年、画家である金子金陵、谷文晁に学び、才能が開花します。

 

20代から画業で成功していた崋山でしたが、才能豊かな人だったんですね、田原藩士として活躍します。

 

その功績のひとつとして多くの餓死者がでた天保の大飢饉で、いろいろな予防策をとり、田原藩内に一人も餓死者を出さなかったというものがあります。

 

あらかじめ食料備蓄庫を築いておいたことや『凶荒心得書』という対応手引きを書き、倹約、領民救済の優先を徹底させ飢饉に備えていました。

 

1837年、漂流した日本人を乗せたアメリカの舟を日本が砲撃したモリソン号事件を知った華山は、幕府の打ち払い政策に反対する『慎機論』を書きます。

出版はされず放置していました。

 

しかし、1839年南社の獄で幕府の意見とそぐわない思想が取り締まられると、放置していた慎機論が証拠となり、渡辺崋山は投獄されてしまいます。

 

投獄生活の中で困窮し、華山は絵を売って生活の足しにしました。

 

しかしそれが幕府に伝わり、問題視されたという噂がたちます。

 

1941年、華山は藩にに迷惑がかからぬよう、自害してしまいました。49歳でした。

 

 

波乱万丈人生です。




f:id:akashiaya:20190401091008j:image

鷹見泉石像 天保8年(1837年)の作。東京国立博物館蔵。国宝
 


f:id:akashiaya:20190401091017j:image

佐藤一斎像 文政4年(1821年)の作。東京国立博物館蔵、重要文化財


f:id:akashiaya:20190401091025j:image

滝沢琴嶺像 天保6年(1835年)の作。個人蔵、天理大学付属天理図書館寄託


f:id:akashiaya:20190401091208j:image

市河米庵天保8年(1837年)の作。京都国立博物館蔵、重要文化財


f:id:akashiaya:20190401091217j:image

耳の毛まで描いてる↑

 

書画や風景画もかかれてますが、私の好みで肖像画ばかり紹介してみました。

 

当時の肖像画は短にその人に似ているということよりも、その人の徳を表現することが大切とされていたそうです。

 

崋山のかいた肖像画を見ると、かかれた人間の素質が感じられませんか?

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明石恵Website

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

展示中です!


f:id:akashiaya:20190401092101j:image

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

 

展示会巡り

今日も生きてます。

 

今日は知り合いの作家さんの展示をみてきました。

三越前駅付近のギャラリーのアートモール


f:id:akashiaya:20190330215206j:image


f:id:akashiaya:20190330215214j:image

伏屋さんの個展か開催中です。

 

鮮やかなタッチの積み重ねで人間像が浮かび上がっています。

作家さんはエネルギッシュな女性です。

オランダのアムステルダムでも展示されてるそうです。

世界をまたにかけてる作家さんですね。

 

会場ではしおりやトートバッグ、イヤリング!!なども販売しておられました。

 

岐阜から個展のために出張してるそうです。

大変だなあ。

 

明日までです。 

その場で似顔絵なども描かれていて実際使用している画材などもありましたが、使っているアクリル絵の具のメーカーがアムステルダムだったことが印象的でした。

 

 

 


f:id:akashiaya:20190330215842j:image

 

伊勢丹新宿店では大先輩である毛利元郎さんの個展が開催中です。


f:id:akashiaya:20190330215940j:image

造形大卒の先輩です。

 

イタリアに何度も取材しておられて、イタリアの風景を油絵の具でずっと描かれています。

 

つい最近イタリアにいった私としてはヴィネツィアの橋を描いた作品などを見てほくほくしました。

 

絵を見てると現地の香りを思い出すような、そんな素敵な世界へ誘ってくれるような作品がたくさん展示されていました。

 

額縁は奥さまが作られているそうで、アンティーク風の額が本当にかわいらしかったです。

額縁も合わせて一点もの。

ご夫婦の合作というところもすてきですね。

 


f:id:akashiaya:20190330220409j:image


f:id:akashiaya:20190330220419j:image

同じ階では作家仲間である岡部さんの個展も同時開催しています。

 

今まで人間のいない不思議だけれども壮大な独特の風景画を描かれている印象でしたが、今回はそういった風景画の作品に加え、ドクロやろうそくなどのモチーフを描いた作品も展示されていました~。

 

作品を見てるとメメントモリといった言葉が頭をよぎりますね。

 

何を描かれても見ている人を引き込む魅力がある世界観です。

 

毛利先生と岡部さんの展示は4月2日まで。

新宿伊勢丹でいきやすいと思うので是非是非。

 

作家さんの展示に行くと絵を見ている間はその世界観に浸りますが、帰るときに私も頑張ろう!と思えます。

 

 

ということで今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

 

さくら、見に行かれましたか?

中目黒のギャラリーで展示中です。


f:id:akashiaya:20190331061638j:image

 

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。


f:id:akashiaya:20190330221405j:image

谷文晁

今日も生きてます。

 

すこし暖かくなったと思ったら寒いですね。

 

週末も冷えるようですね。

 

しかし桜が見られる期間は延びるみたいでそれは嬉しいです。

 

今日はイタリアの旅行先で知り合った方が中目黒の展示会場まで来てくださいました。

 

出会いっていろいろなところにあるのかもな。フレッシュな気持ちになりました。

 

さて、今日は谷文晁(たにぶんちょう)を紹介します。

 

 

谷文晁は文人の画家です。

 

文人画とは?については下の記事をご覧くださいませ。↓

文人画ってなに?ーマルチアーティスト与謝蕪村ー - リアル絵描き日記

 


f:id:akashiaya:20190329194953j:image

谷文晁 自画像

 

谷文晁は1763年に武士の子として生まれます。

 

狩野派北宋画、琳派、円山派、四条派、朝鮮画、西洋画など、様々な表現を学びます。

 

26歳、釧雲泉より正式な南画の指南を受けます。

 

そして30歳松平定信の認められ、制作の依頼を受けるようになります。

 

34歳のときは、全国の古い美術品の所在を調査した図録集:全85巻「集古十種」をつくるため、関西を旅します。

 


f:id:akashiaya:20190329195904j:image


f:id:akashiaya:20190329195914j:image

 

↑は谷文晁が描いた「熊野舟行図」という作品です。

 

これは関西を旅した記憶をもとに8年後に描いた絵です。

 

記録のために描かれたものですが、鮮やかな緑が美しくゆったりと風景を眺めるように鑑賞できます。

 

理想郷を描いた山水画とは異なり、実際の風景をもとに描いた風景画です。

 

谷文晁は1840年、78歳でなくなりました。


f:id:akashiaya:20190329202358j:image

谷文晁像(最晩年)、遠坂文雍画



f:id:akashiaya:20190329202340j:image

木村蒹葭堂

 


f:id:akashiaya:20190329203114j:image

石山寺縁起絵巻 第6巻(部分)

f:id:akashiaya:20190329203106j:image
石山寺縁起絵巻 第7巻(部分)

 

松平定信の元で働いた谷文晁は豊富な知識を生かして様々な仕事をしました。

 

弟子もたくさん育てたそうですが、弟子が勝手に自分が描いた作品に文晁印を押して売っても問題にしなかったそうです。

いい人ですね。

 

そして文晁は羽振りがよく、長者番付けによくのっていたそうです。う、羨ましい…。

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

参考「知識ゼロからの日本絵画入門」幻冬舎出版、安河内眞美著

画像引用→谷文晁 - Wikipedia

 

明石恵Website

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

 

目黒川のお花見の際は是非MDPギャラリーへお越しくださいませ。


f:id:akashiaya:20190329204239j:image

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18

会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

 

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!


 

「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。

 

ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

 


f:id:akashiaya:20190329204340j:image

今が見ごろ!目黒川の桜!

今日も生きています。

 

私の作品が飾られている中目黒のお食事処「和琉ダイニング あんのん
http://www.an-non-nakameguro.jp」に行って参りました。

 

f:id:akashiaya:20190328203519j:plain

目黒川の桜

桜は今が見ごろです。

露店もたくさんでてました。

平日のお昼にも関わらず、大勢の人がお花見を楽しんでいました。

中目黒の正面改札前の横断歩道では係の方が入場制限(という言い方でふさわしいでしょうか?)をしていました。

土曜日曜はもっとたくさんの人で混み合いそうですね。

f:id:akashiaya:20190328203903j:plain

和琉ダイニング あんのん に展示されています。

 

お店では私の作品が展示されていました。

f:id:akashiaya:20190328204152j:plain

隣に作家のIzumiさんの作品も展示されています。

f:id:akashiaya:20190328204236j:plain

 

桜御膳をいただきましたが、おいしかったです。

 

お花見期間中は人が多いので、近くの飲食店は予約必須です。

 

 

 

目黒川付近のいろいろな店舗に絵が展示されています。

f:id:akashiaya:20190328204528j:plain

作品を飾っているお店

f:id:akashiaya:20190328204626j:plain

f:id:akashiaya:20190328204648j:plain

f:id:akashiaya:20190328204705j:plain

コラボメニューもあるそうです

MDP GALLERYの会場内の様子↓

f:id:akashiaya:20190328204815j:plain

f:id:akashiaya:20190328204834j:plain

f:id:akashiaya:20190328204907j:plain

現代的な掛け軸

f:id:akashiaya:20190328204931j:plain

梶井基次郎の桜を彷彿とさせる指輪

f:id:akashiaya:20190328205013j:plain

かわいい立体作品

f:id:akashiaya:20190328205045j:plain

体に優しそうなお茶も販売してました

 

 

 

 

 

目黒川付近の桜の間にはお花見気分を盛り上げてくれるぼんぼり提灯が連なっています。

f:id:akashiaya:20190328205253j:plain

f:id:akashiaya:20190328205307j:plain

f:id:akashiaya:20190328205324j:plain

東方神起

いろいろな有名人のぼんぼり提灯がありましたが、これはファンの方が協賛で出しているものだそうです。

 

 

先着順で(確か1500円)応募することができるそうです。

 

韓流アイドルの名前がたくさんありました。

ファンの愛ですね。

 

 

ギャラリーではお客様ともお話しすることができて楽しかったです。

 

4月13日までなのでぜひお越しくださいませ~

f:id:akashiaya:20190328210216j:plain

ギャラリーに展示しています


中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展

メイン会場:MDP GALLERY
会場HP→http://mdpgallery.com/
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊

「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。


「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!



「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。


ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明石恵WEBSITE

akashiaya.jimdo.com