妃香利さんの個展と伊藤若冲
今日も生きてます。
妃香利さんの作品の前でどや顔をする私です。
結構大きい作品で驚きました。
猫に対してクールな私ですが、妃香利さんのこの猫はかわいくて大ヒットでした。
今回は絵の取材のためにイギリスまで行かれたらしく、日本とは違う湿度の風景画を描かれていました。
ひかりさんの昔の個展を思いだし、あの頃は妃香利の公園って言うテーマだったなあ…
ついにひかりさんの公園が世界へ広がっているなあと変にしみじみしていました。
個展は明日まで!
今日は鶏と言えばこの人、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)を紹介します。
⚫伊藤若冲の一生
1716 年- 1800年
誕生
青物問屋「枡屋」の息子として京都に生まれま。
流通業者のような家業であったらしく、生産者や仲買・小売の商人に場所を提供して売場の使用料を集めていたそうです。
23歳
父が亡くなり、4代目枡屋(伊藤)源左衛門を襲名します。
40歳
家督を弟に譲り、家業から解放されます。
50歳
85歳
京都で亡くなります。
プライス・コレクション
「紫陽花双鶏図」
⚫逸話など
絵以外興味ナシ?
若冲は世間の事には全く興味を示しませんでした。
商売、芸事、酒、も興味ナシ。
生涯独身で頭を丸めて仏門に帰依したそうです。
家業の八百屋の旦那としてとあまり振るわず、家業を放棄して2年間丹波の山奥に行ってしまっていたときもあったとか…
それにしても何故ニワトリ?
鶏は時を告げる鳥とされ吉祥の意味合いがあります。
若冲は数十羽の鶏を飼い、写生していました。
「狩野派の絵を学んでも狩野派にしかならない。中国の名手に学んでも越えることはできない。山水や麒麟を描いても仕方がない。ならば身近な動植物を…」
ということで鶏をかいていたそうです。
動植綵絵』の内「群鶏図」
上の作品は鶏愛なくては描けない絵ですね。
若冲の作品を見ると鶏ってカッコ良かったのかと気づかされます。
とても高価な絵の具をふんだんに使っているそうです。絵からくる圧がすごい。
仙人掌群鶏図(西福寺)
今日はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石恵Website
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
画像引用・参考
知識ゼロからの日本絵画入門
幻冬舎 安河内眞美