琳派!俵屋宗達ー時代を越えた繋がりー
今日も生きてます。
今日は中目黒のMDPギャラリーで開催予定の「Sakura pink展」の搬入をしてきました。
目黒川付近の桜もつぼみが膨らんでました。
写真から伝わりますでしょうか…?
お花見が楽しみですね😊
中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
レセプションパーティー
2019年3月22日(金)18:00-(予定)
レセプションパーティーに参加する予定です。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。
さて、今日は俵屋宗達(たわらやそうたつ)についてみていきます。
俵屋宗達と言えばこの作品が有名ですね。
風神雷神図(ふうじんらいじん)
教科書などにも載っているので、誰もが一度は目にしたことのある作品です。
超有名な俵屋宗達ですが、生没年は不明です。
江戸時代前期(17世紀)に活躍したとされています。
宗達は、京都で「俵屋」という絵画工房を開いていました。
扇絵を中心に、屏風絵や料紙の下絵などの制作をしていたようです。
宗達の他の作品を見てみましょう。
舞楽図屏風
各155.5×170cm
2曲1双・紙本金地著色 |
醍醐寺(京都)
↑の作品は法橋宗達という署名がされています。
俵屋で人気を博した宗達は、天皇からも注文を受けるようになります。
そして法橋(ほっきょう)というのは朝廷が与える絵師の最高位です。
宗達のような町の絵師がこのような位を与えられるのは異例のことでした。
蓮池水禽図
(京都国立博物館蔵)
また、絵を描くだけではなく、時の大名から『平家納経』の補修を依頼されています。
絵師として信頼されていたことがうかがえます。
平家納経とは…?↓
『平家納経』(へいけのうきょう)は、平安時代に平家一門がその繁栄を願い、厳島神社に奉納した経典類の総称。
(平家納経 - Wikipediaより引用)
蔦の細道図屏風(左隻、承天閣美術館蔵)
↑は弟子の作品とも言われています。
松島図 フリーア美術館 左隻
同左 右隻
風神雷神図にはここに使われています。
今までの日本画は線が中心でした。
そしてインパクトのある絵を作っていきました。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。