佐藤美術館
今日も生きてます。
佐藤美術館の新収蔵展を見に行きました。
佐藤美術館(さとうびじゅつかん、英語: The Sato Museum of Art)は、東京都新宿大京町にある美術館。公益財団法人佐藤国際文化育英財団が運営している[1][2]
第一不動産グループ創業者の佐藤行雄さんが設立したものらしいです。
名前は聞いたことありましたが、実際に美術館に行ったのははじめてでした。ビルの中に絵が展示されていて、二階は受け付け、三、四、五階が展示室になっていました。
雨がザーザー降っていたので人はおらず、貸しきりでゆっくり鑑賞できました。
今回の展示は山本冬彦氏から寄贈を受けた作品の展覧会です。
割合的には静物画より人物画が多く展示されていて、人物画が好きな私としては楽しく鑑賞できました。
毛利太祐さんの色鉛筆で女性をリアルに描写してる作品がありました。みていてすごい細かくかかれているけど油彩の質感とは違うなあとふしぎにみていたら素材が色鉛筆で驚きでした。
画集でリアルに描かれた色鉛筆の作品みたことはありましたが、実物を見るのは初めて。すごく描き込んであるのに紙の状態がよくて鑑賞しててマットでフラットなのが気持ちよかったです。
開光市さんの作品も個人的にみていて面白かったなあ。油彩の作品とペンや墨で描かれた作品の二枚がありました。
面や線を画面の中で抜いたり形を与えたりしながら絵が構成されていてみていて楽しいです。油彩の作品はよくみていると3本目の腕を発見して驚きました。
四階には小嶋悠司という方の作品が多く展示されていました。板やキャンバスに描かれていて、でも日本画の顔料を使われているようで、日本画なのに味のある質感が新鮮でした。
五階は毎回コレクターから借りたものが展示されているらしく、私がみたときは屏風の作品が三点展示されていました。とても大きくて迫力ありました。
緑色で布の上に座る女性が描かれた屏風が個人的につぼでした。
会場では今回の展覧会の図録が販売されていました。山本冬彦さんの経歴も載っていましたが、お仕事されながらたくさん美術の活動されていて本当にすごいなと思いました。そしていつも作家の経歴ばかり読んでいるので、コレクターさんの経歴をこうして図録の中で読むのが不思議な感覚でした。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。