リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

ツォモリリ文庫


今日も生きてます。

 

 

日差しが燦々ですね。

あまり日の下を歩きたくないので夜に用がすませられそうなものは夜の内行動です。

 

 

ですが今日は久々に大学時代の友達の展示を見に日の下を歩きました。あつし。

 


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市橋晴菜さんの個展です。

 

話を聞くと大学を卒業してからインドにいっていた期間があったそうです。

 

NPO法人ウォールアートプロジェクトがやっているプロジェクトでインドの学校で学生たちとアーティストが作品を作っていくワークショップがあり、それに参加していたそうな。

すごいな。

 


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展示風景。

 

 

大学の一年生の頃はペンで紙に線画を描いていたのが、卒業制作ではアトリエ壁一面にでっかい布にかかれた絵が垂れていて、床にもいっちーの作品がたくさん展示させられていて、いっちーの世界観がめきめきとふくらんでいて素敵だなあと思っていました。

 

私は市橋ちゃんのことをいっちーと呼んでました。

(お芋のパンをよく買っていて売店のおばさんからはいも娘と呼ばれていたらしい。)

 

大学の制作課題の中では自分の家(親族だったかしら)で収穫したお米を作品にしていたことも記憶していましたが、今回の展示ではインドでゲットした土を絵の具として使用しているところもあるそうです。



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小柄で独特な雰囲気を醸し出していたのでいっちーと呼ぶ前は仙人と呼んでいました。(裸足だったし)

 

紙やキャンバスにとどまることができないようなエネルギッシュな制作イメージをいっちーには印象として持っていたのですが、会場にはいっちーの世界観が詰まったおしゃれなバッグが何個もおいてあるのをみて、器用なこともできるんだなーと感心しました。



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持ち運べる絵画展という展覧会の名の通りですね。通行人に市橋さんの世界観を見せびらかすことができていいですね。

 

生活に根差した作品を作りたいとも言ってたのでその延長が持ち運べるバッグというかたちで表現されたのかなあと思います。

 

展示されてるのはお店の一角ですが、店内は肌に優しそうな素材でできたインドにゆかりある服や布などが並んでいて、オーナーさんの話を聞くと商品一つ一つに造り手のこだわりがこもっていることを感じました。

 

お店の名前はツォモリリ文庫で、本屋かな?と思いましたが、違うそうです。


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看板がおされかわいいです。

 

中でコーヒーを飲むこともできます。

みかんジュース頼んだら作家の市橋さんが運んできてくれて驚きました笑

会期中はお手伝いしてるそうです。

なんか新鮮。

 

Facebookでも描きましたが大学の制作課題で1000枚クロッキーというマッチョな課題が出たときに、彼女だけその枚数を期間内に達成していて驚きでした。

彼女の作品で埋め尽くされた壁は圧巻だったなあ…。

 

追記

100枚じゃなくて1000枚ドローイングでした。間違えました。

本文訂正しときます。

 

 

 

 

 

今回の個展ではそんな市橋のエネルギッシュなドローイングもおいてありました。

私とは全く作品の方向性違いますが、人柄も作品も良いな~と常に思っていたので、是非会場に行ってみてください。

 

新宿から20分ぐらいなので気軽に行けるかと思います。私は帰りに世界堂ジェッソをゲットしました。

 


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楽しい仲間たちも待ってます。

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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