リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

サンタさんって世界共通ではないの?各地のプレゼントマンを見てみよう!クリスマスということで、世界のサンタクロース雑学雑談♪

今日も生きてます。

 

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出典:Category:Christmas in Japan - Wikimedia Commons

 

 

 

クリスマスですね。

皆様サンタからプレゼントはもらいましたか?

 

私が育った家ではサンタを子供に信じ込ませる風習が無かったので、友人からサンタを信じていたという話をきくたびに驚いています。

 

 

私は母から

 

家のサンタはお父さんだよ

 

と教わっていました。(真実)

 

 

もしいるとしたら世界中の子供たちにプレゼントを配らなければいけないから大変だなあと思っていたら、サンタさんて世界共通ではないんですね!

 

当たり前と言ったら当たり前です。

子供の頃からのすりこみって恐ろしい!

 

ということで今日は知らなかった世界のサンタ雑談です。

 

 

 

 

プレゼントを持ってくのは誰?

 

サンタクロースの存在はありつつも、その土地にはその土地に根付いた「プレゼントを配ってくれる人」がいるようです。

見方によってはサンタのライバルともいえる、各地のプレゼントマン(勝手に命名)を見ていきましょう。

 

(※プレゼントを配る日も様々のようでしたので、ざっくり年末年始ごろにプレゼントをくれる方々を集めました。)

 

 

 

イタリアのプレゼントマン
魔女のベファ―ナ

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出典:ベファーナ - Wikipedia

ho visto nina volare - originally posted to Flickr as La befana vien di notte..., CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5053150による

 

イタリアに伝わる魔女です。

カトリック教の祭日である1月6日に、前日までの一年間に良い子だった子供には素敵なプレゼント、悪い子だった子供には靴下に炭を入れていくと伝わっています。

 

 

 

 

ドイツのプレゼントマン
ヴァイナハツマン&クリストキント

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出典:ベファーナ - Wikipedia

Albärt - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=474595による

 

ドイツの北部でのプレゼントマンは「ヴァイナハツマン」

由来は違いますがほぼサンタクロースと同じです。サンタさんはソリに乗ってきますが、ヴァイナハツマンは森からやってくるなど、詳細設定は少々違うようです。

 

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出典:クリストキント - Wikipedia

 

ドイツの南部でのプレゼントマンは「クリストキント」

クリスマスの天使です。

名前は「Christkind」幼子キリストで、その名の通り由来はキリストです。しかし現代でクリストキントのイメージは女性です。


マルチン・ルターが聖人崇拝を禁止した後に、カトリックのプレゼントマンである聖ニコラウスに対抗してつくられた存在です。

 

個人的にはサンタクロースよりもかわいい天使からプレゼントを受け取りたいです。

 

 

 

 

北欧諸国
トントゥ(TONTTU)トムテ(TOMTE)ニッセ(NISSE)

子供たちにプレゼントを渡すユールトムテ

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出典:トムテ - Wikipedia

 

北欧諸国のクリスマスは、もともとあったゲルマン民族のお祭り「ユール」と、キリスト教のクリスマスが混ざったものになっているようです。

 

ユールの粥をもらうトムテ

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出典:トムテ - Wikipedia

 

現在ではサンタクロースのプレゼント配りを妖精が手伝うことになっています。

妖精の名前は各地様々で、フィンランド語でトントゥ(TONTTU)、スウェーデンでトムテ(TOMTE)ノルウェーでニッセ(NISSE)など、英語圏ではGNOME(ノーム)とも呼ばれるようです。

 

妖精が運んできてくれるなんて夢がありますね。

 

 

 

 

ロシア
ジェド・マロース

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出典:ジェド・マロース - Wikipedia

 

ジェド・マロースは、ロシアの民間伝承に登場する霜の精です。

ジェドは「老爺」、マロースは「寒波、吹雪」を意味します。(マロース爺さんですね。雪女のおじ様版でしょうか。)

 

正教会圏のロシアでは、クリスマスは「冬祭り」と捉えらているようです。

 

ジェド・マローススネグーラチカ(雪娘)を連れているとされます。

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出典:Category:Snegurochka - Wikimedia Commons

Olga-lisenkova - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=87079289による



 



 

 

 

モンゴル
ウブリーンウブグンアーブ(冬のおじさん)

ウブリーンウブグンアーブは白いデールを着たモンゴルの土着の神様です。

デールはモンゴルの民族衣装です。

 

名前の意味合い的にはロシアのマロース爺さんと似てますね。

地理的にもお隣ですからね。

同時に西欧風のサンタクロースもいるようです。

 

 

名前は違えど、アフリカや南アメリカや北アメリカではサンタクロースが主流のようです。

 

 

 

 

そもそもクリスマスを祝わない国

 

 

サウジアラビアなどのイスラム教圏では大々的にクリスマスをお祝いするということは無いようです。インドでも人口のほとんどがヒンドゥー教なので日本のように派手に祝うことはないですね。

 

国の宗教が違ってもクリスチャンであれば自宅などで仲間や家族とでお祝いをするということでしょう。

 

 

 

 

 

 

クリスマスも国によって様々。

 

日本のように宗教が違ってもなんやかんやクリスマスを祝うという国もあるんですね。

 

サンタクロースが世界の子供たちにプレゼントを配るというのは、世界覇権を狙うキリスト教の陰謀に違いない!(冗談です。)

 

日本の子供には親御さんやご親族という最強のプレゼントマンがいるから、異教徒でも安心ですね。

 

 

あの頃の明石家のプレゼントマン「パパサンタ」に感謝です。

 

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まだ心がピュアだった頃に描いたサンタクロース

(髭が白いという概念無し)

 

 

 

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

akashiaya.jimdofree.com