釈迦釈迦ポテト
今日も生きてます。
釈迦と聞くとシャカシャカポテトを連想してしまいます。
(またはマラカスの効果音)
釈迦釈迦ポテトだったら、食べると悟りに近づけそう。
(不敬ですみません。)
最近マックで食事しないからわからないけどまだあるのかな?
ということで今日も「マンガでわかる日本絵画のテーマ」(誠光堂新光社 監修矢島 新)を読んでます。
釈迦をイメージするときに脳裏に浮かび上がるのは、目は窪み、体は骨が浮き上がるほど痩せこけて座禅し苦行をする像です。
教科書で目にしたものが印象的でした。
釈迦がどんな修行をしていたかというと…
呼吸をしばらく止める修行
太陽の直射日光を浴びる修行
座ろうとすれば後ろへ倒れ立とうとすれば前に倒れたり片足立ちをするなどの激しい肉体運動
食事をわずかにして食欲を抑制する断食修行
なんかあれですね。
死にたいの?というラインナップです。
こんな苦しい修行を6年も続けた釈迦はこれ以上やっても無駄だと気がつき、山から降ります。
この山から降りる釈迦の姿を絵にしたものを「出山釈迦図」(しゅっさんしゃかず)といいます。
出産ではありませんよ。
出山です。
↑は白隠が描いた「出山釈迦図」です。
白隠は自身の修行体験と重ねるように釈迦を描いています。
というか肩まで毛がすごい。
しかし目は澄んでいる。
↑は雪舟が描いた出山釈迦図。
苦行の末…
超疲れた。
という感じがとても出てますね。
(髪も髭もボサボサだー)
個人的には纏った衣の筆運びがかっこいいです。
この画題は禅宗が盛んになった室町時代以降に禅僧に好まれました。
苦行する修行僧たちの心の拠り所になったのかもしれません。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。