今日も生きています。
部屋の整理をしていると意外にものをたくさん持っていることに驚きます。
使ってる?のモノは箱に入れて一年開けなかったらそのまま捨ててしまおうと心に決めました。
まだ実行はしていません。
さて、西洋美術史入門(池上英洋さん著)を読んでます。昨日はフレスコ画について書きました。
今日はテンペラです。
フレスコ画やモザイクは壁を全面に使うため普通の家には不向きでした。
その点テンペラは板に描く事ができるため扱いやすくなりました。
支持体は木の板です。
絵の具は色彩顔料と卵黄、にかわ(動物の油)を混ぜたものです。
アントニオ・デル・ポッライオーロ「若い婦人の横顔」 テンペラ 板
卵を使うということで、テンペラと天ぷらは同じ語源だとどこかで聞いたのですが、本当でしょうか?
テンペラはフレスコ画のように急いで描く必要がなく、描きなおしもできることが利点でした。
しかし木の板は湿度によって徐々に沿ってしまい、剥離の危険性がありました。
ちなみに上の「ピエタ」ですが、キリスト教関連の作品で度々題名として使われます。
ピエタはイタリア語で哀れみや慈悲などの意味があり、芸術作品においては十字架から降ろされたキリストを抱くマリア(の場面)をモチーフにしたものを指すそうです。
ピエタの彫刻で有名な作品と言えば↓
マリア様が美しいですね。
青年のキリストの母がこんなに若いわけがないとも思いますが、美術作品の中のマリア様はどんな場面でも美しいのでたぶんほんとでしょう。
元祖美魔女ですね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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