貧しい人が描かれた理由
今日も生きています。
なんかの画集みていて疑問に思っていたことがあります。
今日はそれが解決したという話です。
まず絵はこちらです。
貧しい子供や知的障害を持つ子供を主題に描かれています。
こういう作品は一体何の目的があって描かれたのか不思議に思っていました。
宗教をテーマにした作品ではありませんが、こういう作品からはプロテスタントとカトリックの対抗をみることができます。
プロテスタントは聖書に書かれているものを守ります。人の運命は神のみが決定できるのであって、日ごろの行いなどで人間が自分で変えられるようなものではないというと解釈されているそうです。
一方カトリックは対抗上自ら善行を積むことは神が望まれている、神は私たちの行いを見ておられるという考えです。カトリック諸国は進んで善行を積みました。
そして画家に貧しい子供たちを描かせたのはカトリックです。
慈善行為を行った富裕層が神と民にアピールするために注文したのです。
このような貧しい子供たちに手を差し伸べる富裕層もたくさんいました。彼らを救いたいという純粋な気持ちもあったと思いますが、自分の死後の救済につながるからこそこのような絵を残しました。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〇展示のお知らせ〇
山本冬彦推薦作家による 2018自画像展
【会場】Gallry ARK
【会期】4月12日ー4月21日 日曜休廊
【時間】午前11時ー午後6時 最終日は午後5時閉場
オープニングパーティーが4月14日の15時から始まります。
出品している作家さんやコレクターとして有名な山本冬彦さんが出席します。
私も参加する予定ですのでぜひお越しくださいませ。
家族の肖像展
【会場】阪神百貨店梅田本店9階 美術画廊
【会期】4月25日ー5月1日
【時間】午前10時ー午後8時 最終日は午後5時閉場
家族をテーマに様々な作家が作品を制作しました。
私は全日終日会場にいる予定です!
大阪の方々にお会いできることを楽しみにしております。
ぜひお越しくださいませ。