梥本 一洋
今日も生きてます。
梅雨ですね。
今日は少し涼しいです。
故郷秋田は晴れが少ない県です。
上京してから晴れの日が多くて驚きました。
晴れの日は晴れの日で心が爽やかになりますが、曇りの日はそれはそれで落ち着きます。
どんな空模様の日も楽しみたいものです。
さて、今日は梥本 一洋(まつもと いちよう)の作品を取り上げます。
梥本 一洋(1893年ー1952年)は京都生まれの日本画家です。
京都四条の染色図案を生業とする家で育ち、弟も日本画家です。
画壇で活躍し、京都私立絵画専門学校で先生をしていました。
「餞春」
鮮やかな朱い着物をまとった舞妓が、扇を手にして唄の稽古をしています。
色がきれいな作品ですが、題名は餞春(せんしゅん)。
餞(はなむけ)は旅立ちや門出に激励や祝いの気持ちを込めて,物や言葉などを贈ることです。
稽古をする舞妓を新しい春の季節の植物たちが応援してるのか、この作品自体が何者かへのはなむけなのか…
舞妓の表情はなかなかあやしいです。
今日はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石恵Website