あやしい稲垣仲静
今日も生きてます。
今日は日本画家・稲垣仲静(いながきちゅうせい)を紹介します。
⚫稲垣仲静の一生⚫
1897-1922
日本画家・工芸図案家の稲垣竹埠の長男として京都に生まれます。
国展入選したり、九名会展に参加したりし、出品を重ねます。
西洋画の技術を日本画に取り込もうとした動物画や、妖艶な人物画を描きました。
腸チフスにより25歳の若さでなくなります。
「太夫」
25歳の若さでなくなってしまった稲垣仲静ですが、周囲から画家として期待されていたことがわかるようなニヒルに笑う猫の絵や上の作品のように強烈な太夫の絵などが残されています。
⬆️の絵は65×55㎝の絵でけっこうな大画面です。
個人的にはこわいなあと思ってしまうのですが、皆様はどのように感じられますでしょうか?
私は現実で遊女を見たことないのですが、絵ではしとやかで華やかに描かれているものを良く見ます。
この絵を見ると実際会うとってこんな感じなのかなとも思ってしまいます。
かんざしを描く筆のタッチにも狂気を感じます…。
不安をあおられるのでぼのぼのを読んで落ち着きます。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石恵Website
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
画像引用・参考
金銀箔展ー輝くマテリアルの世界ー
会期:2019年5月30日(木)ー6月5日(水)
10:00-19:30(金・土20:00)
最終日は17:00まで
会場:福屋八丁堀本店7階 美術画廊
○開催記念イベント○
会場で作家が箔を貼る実演講座をします。
日程
2019年6月2日(日)
14時―15時
参加費無料