アカデミー
今日も生きています。
首都圏でも雪が積もりましたね。寒いです。
皆様暖かくしてお過ごしください。
昨日ラファエル前派について書きましたが、アカデミーで三人は出会いラファエル前派というものをつくりました。
以前ブログで取り上げたアカデミーはフランスのアカデミーで、ラファエル前派はイギリスのアカデミーです。
そこでそもそもアカデミーとは世界的にどういうふうにしてできてきたのかと思い、今日はラファエル前派とは離れますがアカデミーについて整理したいと思います。
最初の美術を学ぶ学校ができたところはイタリアのフィレンツェで、1563年にジョルジュ・ヴァザーリがアカデミア・デッレ・アルティ・デル・ディゼーニョを設立しました。
ジョルジュ・ヴァザーリ
1593年にはローマにもアカデミア・サン・ルカが設立されます。設立者はフェデルコ・ツッカリ↓
カラヴァッジョの作品は好きではなかったようです…
1582年にはボローニャにアカデミア・デリ・インカミナーティが設立されます。
アンニーバレ・カラッチが設立者です。
美術学校はイタリアが魁の存在だったんですね。
そこからフランスで1648年に王立絵画彫刻アカデミーが設立されます。
その後イングランドでロイヤルアカデミー・オブ・アーツが設立されました。イギリスでは最古の美術学校だそうです。
そこでラファエル前派が生まれたんですね。
ちなみに日本で最初の美術学校は1876年に明治政府が設立した工部美術学校が最初にできたものらしいです。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。