真贋を見抜け!ーその基準はどこに?ー
今日も生きてます。
今読んでいる本は「開運!なんでも鑑定団」に鑑定する人として出演されている安河内眞美さんの本です。
そういう仕事をされている方の本だからか、日本絵画史がテーマの本ですが、コラムで真贋を見抜くポイントが紹介されています。
なかなか学者の本ではこういう着眼点ないので面白かったので、今日は気になったところを紹介したいと思います。
①安土・桃山時代のブルー
絵の具は顔料から作られます。
顔料は天然の素材から作られます。
なので絵の具によってはその時代にしか作られない色もあります。
その一つに安土・桃山時代のブルーがあります。
屋根の灰色がかったブルーが桃山時代特有のブルーだそうです。
②琳派の蕊
琳派の梅の花にはプロの方が真贋を見分けるポイントがあるそうです。
本物の琳派は筆に勢いがありつつ、蕊の部分を一本一本丁寧に描いているそうです。
偽物と本物を並べてみるとよくわかるとか。
残念ながら本物の画像しか掲載されてなかったので、違いがわからない。
感じましょう。
③共箱
芸術品は収納するための箱に入っています。
ピカピカの塗り箱に家紋が入っているようなものは要注意だそうな。
大名家の本物は堅牢でがっしりした箱に入っています。
江戸時代末期からは「共箱」と呼ばれる箱をつくる習慣ができます。
共箱は絵師自身が作品が収納される箱の蓋の表にタイトル、裏にサインを書きます。
弟子や遺族が書いたものもありますが、絵師が書いた方が値段が高まるそうです。
また江戸時代末期以前の古い共箱には注意が必要です。
骨董品の良さは奥深くてまだわかりませんが、贋作の話は興味深いですね。
今日はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
レセプションパーティー
2019年3月22日(金)18:00-(予定)
レセプションパーティーに参加する予定です。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。
ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。