リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

キャンバスとは?②&電子レンジ事変

明石恵絵画展

【会期】8月23日ー29日

【会場】伊勢丹浦和店 プチギャラリー

 

個展があります。

DMなど制作中です…。

全日在廊する予定です。お楽しみに(^^)

 

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今日も生きてます。

 

電子レンジから火が出ました(小規模ですが)。驚きです。

あきたこまちを解凍しており、レンジの中の様子が普段では見ない色してるなあ~と思いドアを開けたらぴょこっとカルシファーが頭を出していました。

すぐ消火しましたが(カルシファーごめん)、今日からレンジレスの生活になりそうです。

普通に使用していたつもりだったのですが、なんでカルシファーが…それともレンジの中にテロリストが隠れてたのかなばちばち派手な音していたし…謎は深まるばかりですね。日常は不思議があふれています。

 

さ、今日もキャンバスのことを勉強していきたいと思います。

 

【キャンバスの成り立ち】

布地+糊料+地塗り絵具=キャンバス

 

昨日はキャンバスの糊料について調べました。

糊のような役割で、具体的には膠やカゼインが使用されているという話でした。

 

今日は地塗り絵具にフォーカスしたいと思います。キャンバスが油絵用になるかアクリル用になるか両用になるかはここできまるそうです。

 

【油性キャンバス】

シルバーホワイトとリンシードオイルを主成分とする地塗り剤

非吸収性画布

 

【エマルジョン・キャンバス】

膠液と乾性油を混ぜた乳濁液(エマルジョン)に白色顔料を練り合わせた地塗り剤

半吸収性画布

 

【水性キャンバス】

膠やカゼインをと白色顔料練り合わせた地塗り剤

吸収性画布

 

糊料のうえから↑の地塗り剤を塗ると市販されているようなキャンバスになります。それぞれ油絵具の油の吸水性により非吸収性画布、半吸収性画布、吸収性画布の三種類に分けられるそうです。

 

簡単にまとめると地塗り剤に油が混ざっているものは油絵用キャンバスになり、膠など水性の接着剤が混ざったものはアクリルキャンバスになり、水性の膠と油を混ぜた地塗り剤が両用キャンバスになるようです。

 

今まで何枚も絵を描いてきたのに知りませんでした。勉強不足だなあ。

 

明日は絵具の仕組みについて描きたいと思います。

そして写真は埼玉新聞で取材を受けている様子です。このことについても明日書きます。

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キャンバスとは?①

明石恵絵画展

【会期】8月23日ー29日

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全日在廊する予定です。お楽しみに(^^)

 

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今日も生きてます。

生きてますよ。

 

そろそろDMデザイン制作をはじめる時期です。というか遅れてます焦

いやあ…やるしかない!という感じですね!

 

 

さて、昨日は絵具を塗る紙やキャンバスの事を支持体といい、いろんな目の粗さがあることについて描きました。

 

画材屋さんにいくと、キャンバスの種類に目の粗さ以外に油彩用やアクリル用があるこたがわかります。両用もありますね。

 

見た目そんな変わりないけどなんでなの?ということを調べていきたいと思います。

 

まずキャンバスの成り立ちです。

 

【キャンバスの成り立ち】

布地+糊料+地塗り絵具=キャンバス

 

布地は昨日も書きましたが亜麻や綿、化学繊維が使われます。

 

糊料(こりょう)とありますが、糊料とはなんでしょうか?糊料で調べると食品添加物の危険性について検索結果が出るんですが…?とりあえずキャンバスは食べない方がよさそうですね。お米が切れても画材は食べないようにします。

 

 

糊料が使われる目的としては

1地塗りや絵具の油分が直接布地につかないようにするため

2地塗りと布がしっかり固着するようにするため

3また上に塗る絵具の発色をよくするため

 

だそうです。簡単に言うと糊でしょうか。食品の糊料もとろみをるけるためや安定剤(接着剤)として使われるようです。

 

具体的に糊料として膠(にかわ)やカゼインや合成糊料が使われるます。

 

膠(にかわ)はウサギなど、動物の皮からとれるゼラチンを原料にした糊です。昔から日本で使われている糊といえば膠なのではないでしょうか。日本画は色がついた粉:顔料(がんりょう)と糊である膠をまぜて絵具をつくります。

 

カゼインは私は知らなかったのですが、調べてみると牛乳からつくった糊だそうです。牛乳が糊になるのか…?と思い調べてみると中世絵画術の本を出したというチェンニーにという人が書いた『絵画論』という本の中に石灰とチーズを混ぜてつくる糊が紹介されているそうです。乳製品は糊としての歴史があるらしいです。西洋ではそうなのかなあ。身近なものが糊になるんだなあ。まあ、お米も糊になりますしね。

 

もっと踏み入りたかったけど時間が…

 

明日に続きます。コンソメスープ作ろうと思ったら惰性でミソスープ作ってました。おいしい。

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支持体

明石恵絵画展

【会期】8月23日ー29日

【会場】伊勢丹浦和店 プチギャラリー

 

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今日も生きてます。

今日も元気に生きてます。
雨が降ってます。梅雨ですね~。

せっかく毎日ブログを更新しているので、
何か知識になるようなことかいていきたいなあと思います。

本棚を物色していたら浪人中に買った絵の本を見つけました。
浪人中は美術のすべてがわけわからず、
とりあえず絵の本をたくさん買いました。
先生はいったい何を話して、何を評価しているのか、
構図って何?モチーフって何?
表現したいことってどうやって決めるの?
筆の種類絵具の種類多すぎじゃない???
どこのメーカーがいいの????
今もわからないことだらけだけど、最初はたいへんだったなあ。
初心に帰りつつ今日から一時間毎日勉強していこう!
勉強のお供はミソスープです。夜中の味噌汁は五臓六腑にしみわたります。
中身はわかめと寒天です。ヘルシー。

絵画表現の仕組みという本の中から気になったところをピックアップします。

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安定の汚さ!
この本はただ技法や道具の紹介だけではなく読み物的な本です。

 

今日はタイトルにもある通り支持体について

 

絵が描かれているもの、絵具がのっているもの、キャンバスや紙などのことを支持体(しじたい)と言います。

講評中など、たまに先生が学生に「この作品の支持体なに?」と聞くと、学生は紙です。とかキャンバスですとかパネルですとか答えます。

 

私の絵の支持体はキャンバスです。

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世界堂などの画材屋さんに行ってキャンバスをみてみると、いろんな種類があります。

 

まず布の目の粗さ

極細目・細目・中目・中荒目・荒目・極荒目

 

キャンバスは亜麻(あま)、綿・化学繊維(ビニロン)を原材料にした平織の布に地塗りされたものです。

目の粗さは素材や織り方によって違いが出てきているのかな(推測)

 

 

比べてみるとよくわかりますが、目の細かさがけっこう違います。

繊細な表現をしたいか、キャンバスの目の粗さを生かした表現をしたいか、

キャンバス目の粗さは絵の最終イメージに結構影響します。

どの目の粗さを選ぶか、支持体選びから絵画表現は始まっているのです!

ちなみに私は中目です。目の粗さで値段が違います。

 

もっと支持体について書きたかったのですが一時間経ってしまった。

 

今日はここまで!

明日はコンソメスープにしようかな。

 

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デコレーション

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今日も生きてます。

 

なかなか制作が…気持ちばかり焦ってます。そんな毎日です。

 

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絵の中でデコレーションしている部分があります。

 

 

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フィギュアの糊とかつける用のモノだと思うのですが、これでデコレーションしています。

 

画像でも針から絵具があふれてますが、常にだだ漏れです。手を盛大に汚しながら制作しています。

 

そしてその盛大に汚れた手で筆に触り、スマフォをいじり、ドアノブに触れ…いつのまにか少しずつ部屋がカラフルになっていく、そんな毎日です。

 

…一段落したら掃除しなきゃな

 

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HANABI

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今日も生きてます。

 

先日元イレブンメンバーで作家であるミチヨさんと会ったのですが、その時に線香花火を頂きました。

 

スーパーで売られているようなものしか見たことなかったので趣があって驚きました。

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佇まいがおしながきって感じですね。そう感じるのは私だけでしょうか。

 

これぐらいだったらベランダでできるかも~と話しながら貰いました。しませんよ。(管理人さんみてますか?)

 

これから夏がくると花火大会の時期ですね。振り返ると上京してからそういう夏らしいことしてません。(四季と関係なく生きている、)夏に展示があると気がついたら楽しいイベントはだいたい終わってるんですよね。悔いはない!ないですよ!

 

秋田には大曲の花火大会があります。

花火大会の中では日本でも大きな大会です。私は日本一だとずっと思っていましたが、あるとき新潟出身の友達とその話をしたら新潟の花火大会が日本一だー!と強く主張され、調べてみたところ本当にそうでした。負けました。

 

大曲に住んでいる友達によると花火大会の何日か前から花火の試し打ちみたいなものをしているため、当日前から花火ずっとみているそうです。お得ですね。

 

 

今年も8月に展示があるため、夏と関係なく生きていくことになりそうです。

おそらくこの線香花火が一番夏らしい出来事になる予感。ミチヨさんありがとうございます。

 

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少しずつ制作も進んでおります。

 

 

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エコバッグ

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今日も生きてます。

 

エコバッグに絵を描いています。

 

制作過程を紹介。

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何をつくるときでもまずはぐるぐる構図&アイデア出しです。

 

 

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原画を描きます。(ちょっとよごれちゃった)

 

 

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少し原画のサイズが小さかったので拡大コピーします。

 

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トレーシングペーパーにうつし、そのままエコバッグに転写します。

 

 

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制作過程ー色どうしようか悩みつつ進めます。

 

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赤いリボンをアクセントにいれてみました。

 

 

 

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涼しげなブルーアイにしました。

 

絵を描くときもだいた同じ過程です。

グッズは肩の力を抜き、絵の制作とは違う楽しみで描いてます。

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土、深い

明石恵絵画展

【会期】8月23日ー29日

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DMなど制作中です…。

全日在廊する予定です。お楽しみに(^^)

 

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今日も生きてます。

 

制作にどっぷり集中していて更新が怠ってしまいました。

元気です。

 

絵を描いていると3日が1日のような感覚です。

6時間が一瞬で過ぎていくように感じます。

時間って同じように時を刻んでいるとは思えません。精神と時の部屋にこもりたい…

気がついたら10歳くらい年をとってそうだな。焦っちゃうなあ。笑

描きたい絵はたくさんあるのに体が動くうちに何枚描けるのか、闘いです。

 

 

久しぶりに大学の先生の個展があるということでおじゃましました。

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上の画像はDMです。

 

描く土地を取材し、そこの土地の土を採取して、その土を絵具にしてそこの風景を描く作家さんです。

 

絵に描かれた風景をみて、そこの土が画面に使われているところをみると不思議な感覚です。行ったことないけどここの風景の土がこれなんだ。行かずに土だけと対面するってなかなかないですよね。

 

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リーフレットより

 

前の個展も見に行ったのですが、そのときはノルウェーで取材した絵を展示されてました。建物や生き物が現場の土で描かれていて、みんないつかは土に還るからなあと深読みをして感動していました。

 

今回の展示は昔あったものとそこにあったところに今あるものを同じ画面にいれて描かれていて、土って時代超えるからなあとまた深読みして感動していました。

そして時代を超えた土が今目の前に!みたいな

深読みしすぎなんでしょうか

 

土って奥が深いなあと考えさせられる展示でした。勉強させていただきました。

 

 

自分も取材して大事に1枚描きたいなあ。しかし今は描くべし描くべし。

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新しい筆を買いました。先がとんがっていて描くのが楽しいです。

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使い込むとこうなる

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