挿絵の中の妖精たち②
今日も生きてます。
↑うちの妖精を見っけました。
前回に引き続き、荒俣宏先生の著書「新編 妖精画廊」(光風社出版発行、成美堂出版発売)の妖精たちを見ていきたいと思います。
★エドマンド・デュラック (1882-1953)
Alvin Langdon Coburn - More men of mark: https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=uc1.31175035195315;view=1up;seq=95, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=62023383により引用
イギリスで活動したフランス出身の挿絵画家です。
処女作「アラビアン・ナイツ」が大ヒットし、挿絵画家として活躍し続けます。
「真珠の王国」
波の表現が気持ちいいですね。
この海におぼれたい。
この作品も水面の表現が面白いですね。
★アメデ・ヴァラン
19世紀フランスの挿絵画家です。
「蝶」
★J・J・グランヴィル(1803-1847)
Émile Lassalle - Édouard Charton, Le Magasin Pittoresque, 1777 à 1786, Aux Bureaux d'Abonnement et de Vente, 1841., パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3529843により引用
フランスの絵本作家です。
親父さんも細密画家で、いろいろ教えて育てられたんだろうなと思います。
J・J・グランヴィルは、パリで舞台衣装のデザイナーをしていて、その後に風刺画を描くようになります。
「星々と妖精」
望遠鏡覗いてこんな美女たちが観測されたら自分の頭と目を疑います。
空に浮かぶ大きな美女ってミステリアスですね。
普通の流れ星よりも願いをかなえてくれそうです。
(実力行使的な)
この作品めちゃくちゃ面白いですね。
グランヴィルの作品は視覚的にも内容的にも面白い絵ですね。
なんかまじまじと見てしまいます。
というよりこの人の頭の中では何が起こっているんだと思ってしまします。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。