今日も生きてます。
桜を見る会が騒がれてますね。
昨日取り上げたように、最初日本で花といえば梅でした。
しかし平安時代に日本的な物の見方や文化が広まると、桜に注目が集まります。
やがて花見は桜を見ることを意味するようになります。
江戸時代以降は花見が庶民にも広まります。
花鳥画や名所絵など、桜は浮世絵などに描かれるようになります。
そして桜は日本を代表する花となりました。
横山大観「夜桜」
上は横山大観が昭和5年にローマで開催された日本美術展に出品したものです。
作品の選定から会場の展示方法まで、横山大観に任されました。
富士山の絵が有名ですが、桜の作品もあったんですね。
葛飾北斎「鷽垂桜」
高橋由一「墨水桜花輝の景」
日本画の美意識を油彩画で表現したかのような作品。
酒井抱一「桜図屏風」
ぱっと咲き、潔く散る桜は日本人の心を捉えました。
文様も数多くあります。
桜文
桜の花の文様
小桜
小さな桜の花を一面に散らした小紋柄
枝垂桜
下に垂れ下がった枝振りを文様にしたもの
枝垂桜の文様を散らしている
桜散らし
桜の花を散らしたもの
桜楓
桜と楓を取り混ぜて春と秋を対照させた文様
花を乗せた筏が流れる文様
時間の流れを感じさせる
桜川
流水に桜が流れている文様
八重桜
八重に咲いた桜の文様
変わり八重桜
花霞
桜の花で霞の形をかたどったもの
桜山
桜の名所「吉野山」を示す場合もある
個人的には風流な花筏の文様が好きです。
桜は今の作家もモチーフにしている人が多いです。
桜の絵を飾りたいという人も多いのではないかと推察します。
私は松井冬子さんが描いた桜の絵もすきです。
というか全く関係ないのですが、秋田県出身かつ秋田美人の代名詞壇蜜さんがご結婚されたようですね。
今日婚約届けを提出されたそうです。
良い夫婦の日を選ぶなんて、何て可愛らしい人だ…!
おめでとうございます!
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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