三顧の礼
今日も生きてます。
日が空いてしまいました。
ですが元気もりもりです。
増税ですね。
10パーセントで駆け込みとかするかなあといいつつ、昨日しっかりメイク道具と日用品買ってました。
さて、今日も「漫画でわかる日本絵画のテーマ」(監修矢嶋新)を読んでます。
三國志や水滸伝、西遊記…中国で有名な文学っていくつかありますね。
題名は知っていますが読んだことはない。
(画題と知ってから読もうとしましたが長編過ぎて挫折しますた。)
私と同じような方もいると思いますが、江戸時代では、中国ブームが起こり、江戸っこの間で三國志の登場人物たちは身近な存在でした。
ということで浮世絵の画題にもなった三國志ですが、その中でも今日は「三顧の礼(さんこのれい)」を取り上げます。
三國志は、魏・呉・蜀の三国が争っていた時代が舞台です。
物語の中に、蜀の劉備(りゅうび)が、軍師に招くため孔明のもとを三度訪れたという逸話があります。
そのことを「三顧の礼」と呼びます。
口説くために向かった劉備40代。
口説かれた孔明20代。
社会的にも有名であった劉備と、
知る人ぞ知る存在であった孔明。
一度目 留守(居留守?)
二度目 留守(居留守?)
三度目 昼寝の後にやっと会う
孔明、いくらなんでも無礼極めてますね。
ここから「三顧の礼」とは、故事成語として目上の人が格下の者の許に何度も出向いてお願いをすることという意味になりました。
明の画家戴進が描いた三顧の礼
なので「三顧の礼」をテーマにした絵の中では、劉備の前には対応をするこどもがいます。
明の時代に描かれた三顧の礼の様子
きょうはここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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