七福神巡りの由来ー七福神スイーツ巡りー
今日も生きてます。
小川糸さんの小説「ツバキ文具店」の中で、主人公が鎌倉で七福神巡りをする場面があります。
そこで世の中に七福神巡りというものがあると初めて知った私ですが、よく注意してみると七福神巡りの看板をいろいろなところで目にします。
七福神巡りは日本全国であるのですね!
私は短気なせいか、七福神皆様一緒に奉っておけばよろしいじゃないと思ってしまいましたが、そういうものではないのですね。
ちなみに「七福神巡り」というのは江戸時代に始まったもので、七福神を祀っている寺社を巡り、参拝するものです。
正月の松の内に巡拝し、福の神のご加護を受け、一年の福徳を願うようになったものが今の七福神巡りの由来です。
「仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)」というお経の中に、「七難即滅、七福即生」という文句があります。
七難というのは
太陽、星の異変、火災、水害、風害、旱害(かんがい)、盗難
七副即生というのは、
寿命、有福、人望、清簾、威光、愛敬、大量
「七難即滅、七福即生」というのは、七つの大難はたちどころに消滅し、七つの福が生まれるということを意味します。
この言葉から七福神が生まれました。
寿老人の寿命
福禄寿の人望
恵比寿の正直
布袋の大量(度量の大きさ)
毘沙門天の威光
大黒天の財富
弁財天の愛敬
七福神巡りをすることで難を滅ぼし福を呼び込もうとしているのですね。
場所によってはスタンプラリーのように参拝した証拠を御朱印帳や色紙に書いてくれるところもあるそうです。
東京で七福神巡りができるところは20を超えるようです。
まあ、人口が多いので神様も役割分担しないと手が回らないのでしょう。
秋田でも七福神巡り出来るところがあるみたいです。車がないとたぶん厳しいかなあ。
私の場合、七福神巡りよりも、巡っている合間休憩で訪れるであろう甘味処の団子に興味が湧いてしまいます。
七福神団子(?)巡りや、七福神スイーツ(?)巡りがあったらぜひ参拝したい。
明石考案、七福神スイーツ巡り
布袋→いちご大福
(丸い外見が大福っぽいぞ!)
福禄寿→団子
(長寿を司る神様なので、昔からあるからある団子!)
寿老人→ぬれせんべい
(こちらも長寿を司る神様。そろそろしょっぱいものが食べたいのでおせんべい!)
毘沙門天→カツ丼
(戦いの神様なので、まさかの丼ものです!)
弁財天→フルーツパフェ
(美の神様なので、きらびやかなフルーツパフェのイメージ!)
大黒天→金萬
(財宝や食物の神様。打出の小槌を持ってるので、金の名を持つあの銘菓しかない!)
恵比寿→ビール
(安直に恵比寿ビール!)
最終的に飲んでます!爆
午前スタートでお昼ごはん(カツ丼)を挟みつつ、ラストには金萬の味で故郷を思い出しつつビールを飲む工程です。
胃もたれるなあ。
あ、パンケーキが入ってないなあ。
意外に自分なり七福神を考えるの楽しいですね。
よろしかったら皆さんも考えてみてください。
話がそれましたが、明日からは七福神とはどんな神様なのかというところをみていきたいと思います。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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