炎舞に魅了されました。
今日も生きてます。
上野の不忍池の蓮を見に行きました。
時期と時間が遅かったのか、思ったより花は咲いてませんでしたが、近くで観察することができました。
10時前に行きましたがやはりもっと早朝の方がいいのかもしれませんね。
カメラをもって撮影してる方もたくさんいました。
中にはちょっとしたバズーカ(?)みたいな筒上のカメラを持っている方もいて、驚きました。
以前ブログで速水御舟について取り上げ、展示会が行われているとかきました。
その展示会が明日まで!ということに気がつき(ギリギリセーフ!)、上野のあとに恵比寿の山種美術館に行ってきました。
恵比寿駅から駅から10分ほど歩いたところに美術館があるので、山種美術館に到着したときはたぶん少し溶けてたと思います。
速水御舟展ということで、全て速水御舟の作品が約120点展示されていました。
山種美術館には初めて行きましたが、空いていると思ったら意外に人がたくさんいました。
カフェも並んでました…。
小さめの美術館でしたが、個人的にはこのぐらいがちょうどいい。
速水御舟の年にあわせて作品が展示されていました。
見る順番が丁寧につくられて案内されていたので展示会場で迷わずに鑑賞出来ました。
ところどころ速水の言葉や写真が飾られていて、芸術に対する思いなども知ることが出来ました。
会場は基本的に撮影禁止ですが、写真オーケーの屏風が一枚だけありました。
SNS対策でしょうか?
↑の作品
会場にて。↑↓
かさぎかわゆい。
速水さんはいろいろな技法を試されていたので、見る方としてもマンネリせずに楽しめました。
↑のアジサイの表現も、日本画ではあまり見ない表現法方でしたので、目新しかったです。
そしてなんといっても一度は見たかった「炎舞」。
すごかった…
まず展示室が二つに別れていて、炎舞は小さめの展示室に飾られていました。
その展示室は壁などはグレーに統一されていて、照明は最小限に絞られていました。
その真ん中のいちばんいいところに炎舞が飾られています。
↑は印刷されたカード
写真で見て印象もいいなあと思っていましたが、本物は部屋全体の演出も後押しして本当に燃えてました。
炎のところが光っているように感じました。
この作品を描くために速水御舟は焚き火を何日も見つめ続けたそうですが、作品を見てるとその速水御舟が見つめた炎を私も見ているような気持ちになりました。
炎自体は描写的な表現ではなく、デザイン化された炎なんですが、本当に燃えているようで不思議。
炎の粉みたいなものが炎の上に上がっていて、それがまたキラキラしていてそのものみたいできれいだったなあ。
私が蛾だったら躊躇なく中に入ってしまうような魅力的な炎です。
感動冷めやらぬというような感じです。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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