あやしい大原女
今日も生きてます。
雨ですね。
寒い…
思うところがあり、木を掘ってます。
新しい表現を模索してます。
彫刻刀握ったのが久しぶりです。
高校の授業以来かもしれない…
怪我に気を付けます。
さて、今日もあやしい美人画(東京美術・松嶋雅人箸)を読んでいます。
上の絵は「長沢芦雪」の「大原女」という作品です。
私は「おおはらおんな」と読んでしまいましたが、正しくは「おはらめ」です。
大原女は、京の都で薪を頭にのせて売っていた(京都の)大原という地域の女性のことです。
島田髷に手拭、紺の筒袖で白はばきを前で合わせる、二本鼻緒の草鞋をなど、薪を売るときには決まりの装束があったそうです。
(時代と共に変わっていっているそうですが。)
絵を見るとそりゃ少し大過ぎやしないかい?というぐらいの薪を頭の上にのせていますね。
絵だから強調したのかな~?と思いきやWikipediaで写真を見つけて驚きました。
Wikipedia 大原女 - Wikipediaより引用↑
むしろリアルでしたね!
長沢芦雪に悪いことを思ってしまいました。
大原では今、大原女時代行列という大原女の衣装を着た女性が練り歩くイベントがあるそうです。
長沢芦雪の描いた大原女はとても艶っぽいですよね。
あやしい流し目にドキリ。
その妖艶さからモデルは大原女に扮した花柳の女性ではないかとも言われています。
長沢芦雪についてはこちらをご覧ください。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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