歌川広重とカバのはなし
今日も生きてます。
かわいい。
カバです。
か、可愛い…
春らしいカバです。
中目黒で開催中の「Sakurapink展」にて同じ店舗で一緒に展示している作家さんが千駄ヶ谷でカバの展示をしているときいて見に行きました。
たくさんの作家さんがカバをモチーフに作品を制作されていました。
カップやガラスのカバ。
スプーンにかかれたカバ、風鈴のカバ。
バックのカバ、ネックレスのカバ。
表情も人それぞれ…カバそれぞれ?
雑貨も全部センスよくてカバ関係なく欲しくなりました笑
近くに用事があるさいは寄ってみてください😊
さて、今日は歌川広重(うたがわひろしげ)です。
広重の死絵
(3代豊国筆、1858年)
「東海道五十三次」が代表作の浮世絵師です。
1797年ー1858年
誕生
定火消し役(江戸城の警備と消防)の子供として江戸に生まれる。
14歳ごろ
父と母を亡くす。
浮世絵師・歌川豊広に入門する。
37歳
「東海道五十三次」を売り出す。
人気者になる。
62歳
コレラの疑いで亡くなる。
京都名所之内 淀川
⚫逸話など
北斎はライバル?
「富士三十六景」を見て闘志を燃やしていた広重は、北斎をライバル視していました。広重は北斎より絵がうまいと公言していたそうです。
住宅ローンに追われてた?
広重は52歳の時に借金をして家を買います。最後までローン返済に終われていたそうです。
浮世絵師は若い頃は春画を描き、次第に別の画題に写っていくものですが、広重は晩年になってから画料のよい美人画・春画を描いていました。
ヒロシゲブルーってなに?
歌川広重の作品は欧米で大胆な構図とともに青色、特に藍色の美しさで評価が高いそうです。
このブルーは、当時ヨーロッパから輸入された新しい顔料であるベロ藍(紺青)です。
ゴッホが広重の絵を模写していた?
広重の作品は印象派画家であるゴッホに影響を与えました。上の作品の右側は広重の作品をゴッホが模写していたものです。
必殺ゴマ摺り
ゴマ摺りとは、↑のようにざらさらとムラをつけて摺るぼかしの技法です。
広重はこれを使うのが上手でした。
ゴマ摺りのお陰で重厚な画面に仕上がっています。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
画像引用・参考↓
知識ゼロからの日本絵画入門
幻冬舎 安河内眞美
明石恵Website
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
明日まで!
中目黒アート花見会Vol.4
「Sakura Pink」展
メイン会場:MDP GALLERY
住所→東京都目黒区青葉台1‐14-18
会期:2019年3月22日(金)-4月13日(土)
時間:11:00-19:00
※最終日は18:00まで
日・月・祝祭日休廊
私の作品はMDP GALLERYの会場と中目黒駅から徒歩三分の場所にあるお食事処
和琉ダイニング あんのん
http://www.an-non-nakameguro.jp
の店内にて展示されています。
「中目黒の桜まつり」の開催期間に併せ、今年で4回目の中目黒アート花見会「Sakura Pink」展が開催されます。
「花見をしながら、アートを楽しむ」をコンセプトに、桜をイメージした作品をMDPギャラリーを拠点に、中目黒エリアの飲食店などの協力店舗にも作品を展示する「お花見ART WALK!」も同時開催!
「桜、桃色、Pink」をテーマに、さまざまなアーティストによるイラストや油彩、日本画などの平面作品、立体作品など様々なアート作品を展示致します。
ご来場いただいた皆様に、桜とアートを楽しめる空間を提供いたします。