リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

ブレラ美術館

 

今日も生きてます。

 

昨日に引き続きイタリア旅行振り返りです。

 

ミラノはファッションの街ということで針と糸のオブジェがありました。

 


f:id:akashiaya:20190225083148j:image

針と糸↑

 


f:id:akashiaya:20190225083157j:image

 

なんと糸で留めているオブジェもあります。↑

 

 

ミラノではブレラ美術館に行きました。

 

滞在時間は短かったのですが、お目当てはカラヴァッジョの作品です。

 


f:id:akashiaya:20190225131931j:image

 

一階は美術学校。

 

ブレラ美術館は2階にあります。

 

チケットを購入する場所も二2階です。

Pinacoteca(絵画館)とかかれた扉を開き、行列にならんでチケットを買います。

 

私は間違って美術館の出口から勢いよく入場しましたが(汗)、入り口は絵画館の扉を入って右手を進むとあります。

 

 

中の構造はこのような感じ。


f:id:akashiaya:20190225154512j:image

 

これは配布されているパンフレットです。

有名な作品はどこにあるか示されていますね。

 

 


f:id:akashiaya:20190225154551j:image

 

チケットを販売しているところから本の所蔵している場所が見られます。


f:id:akashiaya:20190225160505j:image

 

 

 

写真はオッケーでした。

 

とても広くてゆっくり鑑賞していたら半日かかります。

中には観光客と美大生っぽい人がちらほらいました。

 

 

カラヴァッジョ

エマオの晩餐


f:id:akashiaya:20190225143420j:image

 

これが見たかった作品です。

 


f:id:akashiaya:20190225143535j:image

 

題材とされているものは新約聖書の一場面です。

 

題名のエマオというのは地名です。

 

エスは復活後にエマオに途中の道で、クレオパに近づいて、彼らと語りながら歩いた。そして、食事の招待を受けて、感謝してパンを裂いた時にそれが、イエスだと分かったが、その時イエスは見えなくなった。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エマオ)より引用

 

絵はイエスと弟子が食事をしている場面です。

 

 

絵の鑑賞の仕方は色々あると思いますが、画家がこの絵を描いたとき、どのような状況であったかを思い馳せるのも楽しみのひとつです。

 

 

カラヴァッジョは絵の才能はありましたが、人と衝突してしまう性質ゆえに色々な場所と人と事件を起こし、警察にもお世話になっていました。

 

そしてとうとう殺人という罪をおかしてしまいます。

死刑宣告を受けたカラヴァッジョは逃亡します。

 

ブレラ美術館にあるエマオの晩餐はカラヴァッジョが殺人を犯した直後に描かれたものです。

 

この絵を売ったお金は逃亡資金になりました。

 

 

その事を知ってみると絵画の見え方がまた変わってきますよね。

 


f:id:akashiaya:20190225163130j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はここまで。

明日に続きます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website

 

 

展示があります!


f:id:akashiaya:20190225163646j:image

中目黒アート花見会Vol.4

「Sakura Pink」展

 

メイン会場:MDP GALLERY

会場HP→http://mdpgallery.com/

住所→東京中目黒区青葉台1‐14-18

時間:11:00-19:00

※最終日は18:00まで

日・月・祝祭日休廊

 

レセプションパーティー 

2019年3月22日(金)18:00-(予定)

 

レセプションパーティーに参加する予定です。

 

お花見と一緒に是非お越しくださいませ。