ブレラ美術館
今日も生きてます。
昨日に引き続きイタリア旅行振り返りです。
ミラノはファッションの街ということで針と糸のオブジェがありました。
針と糸↑
なんと糸で留めているオブジェもあります。↑
ミラノではブレラ美術館に行きました。
滞在時間は短かったのですが、お目当てはカラヴァッジョの作品です。
一階は美術学校。
ブレラ美術館は2階にあります。
チケットを購入する場所も二2階です。
Pinacoteca(絵画館)とかかれた扉を開き、行列にならんでチケットを買います。
私は間違って美術館の出口から勢いよく入場しましたが(汗)、入り口は絵画館の扉を入って右手を進むとあります。
中の構造はこのような感じ。
これは配布されているパンフレットです。
有名な作品はどこにあるか示されていますね。
チケットを販売しているところから本の所蔵している場所が見られます。
写真はオッケーでした。
とても広くてゆっくり鑑賞していたら半日かかります。
中には観光客と美大生っぽい人がちらほらいました。
カラヴァッジョ
エマオの晩餐
これが見たかった作品です。
題材とされているものは新約聖書の一場面です。
題名のエマオというのは地名です。
イエスは復活後にエマオに途中の道で、クレオパに近づいて、彼らと語りながら歩いた。そして、食事の招待を受けて、感謝してパンを裂いた時にそれが、イエスだと分かったが、その時イエスは見えなくなった。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エマオ)より引用
絵はイエスと弟子が食事をしている場面です。
絵の鑑賞の仕方は色々あると思いますが、画家がこの絵を描いたとき、どのような状況であったかを思い馳せるのも楽しみのひとつです。
カラヴァッジョは絵の才能はありましたが、人と衝突してしまう性質ゆえに色々な場所と人と事件を起こし、警察にもお世話になっていました。
そしてとうとう殺人という罪をおかしてしまいます。
死刑宣告を受けたカラヴァッジョは逃亡します。
ブレラ美術館にあるエマオの晩餐はカラヴァッジョが殺人を犯した直後に描かれたものです。
この絵を売ったお金は逃亡資金になりました。
その事を知ってみると絵画の見え方がまた変わってきますよね。
今日はここまで。
明日に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
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