広告少女
今日も生きてます。
NHKで落語ディーパーという番組があって、録画してみています。
落語家と落研出身のアナウンサーと落語好きはいゆう東出さんが落語の魅力を語る番組です。
創作落語の回の中で笑点の司会者春風亭昇太さんがゲストとして来ていました。新作落語に対する熱い思いを語っていてほえーと感心していました。
新宿の末広亭でしかみたことないのですが、また聴きたいなあ。
さて、筑摩書房から出版されている「美少女美術史」池上英洋さん荒井咲紀さん著を読んでます。
アルフォンシュ・ミュシャ
「ヒヤシンス姫」1911
上の絵はアルフォンシュ・ミュシャのものです。
ミュシャといえば装飾的な女性像が今でも人気です。この植物をモチーフにした装飾はアール・ヌーヴォー様式と呼ばれ当時のヨーロッパの中で流行していました。
ミュシャは特に人物と装飾が交わり合う独特な表現を生み出し大人気でした。
19世紀ヨーロッパは産業革命後急速に近代化します。18世紀末にはリトグラフの発明がされ、大量印刷が可能になったこともあり、19世紀はポスター芸術の最盛期を迎えました。
アルフォンシュ・ミュシャ
「サロン・デ・サン」
上のポスターはミュシャの個展二回目に会わせて作られたもの。
少女が来ている衣装はチェコの衣装で、ミュシャがチェコ出身の画家ということを知らせています。
「ムーランルージュ・ラ・グリュ」
スター女優を描いていた女性とは違い、社会的マイノリティを描いたのがロートレックです。
当時パリには売春が盛んであり、娼館が130以上ありました。ロートレックは娼館に足しげく通い娼婦の一日を取材しました。
上の絵はロートレックがポスター第一作目にして人気作家になるきっかけになったものです。
モンマルトルにあった店ムーラン・ルージュ・ラ・グリュの宣伝のために作られました。
片足をあげて踊っている女性は実在したダンサーです。
テオフィル・アレクサンドル・スタンラン
「ヴァンジャンヌの殺菌牛乳」
スタンランは今日でも人気の作家です。
上の絵のかわいさからその理由がわかります。
スタンランの作品は猫が多用されるのが特徴で、上の作品にも猫が描かれています。
猫が描かれていますってややこしいですね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
展示があります。
金銀箔展
輝くマテリアルの世界
会場 伊勢丹浦和店 美術画廊
会期 2019年2月6日ー2月12日
最終日は17時終了