大人のミニチュア
明けましておめでとうございます!
2019年も元気に生きていきます。
今年もよろしくお願いいたします。
ばりばり描いていくぞ!
という気持ちです。
さて、昨日まで秋田に居ましたが、家族で集まってやったことはカタンです。
↓
人数がいなければできないゲームをわいわいやっておりました。
私は弱いので負け続けでしたが、真ん中の姉が強くて勝ちまくってました。
なんかルールが複雑なのは苦手だなあ。
とりあえず新しい年も筑摩書房から出版されている「美少女美術史」池上英洋さん荒井咲紀さん著を読んでます。
ベラスケスのこの絵は有名ですね。
「ラス・メニーナス」
リアルに見えますが、近くで見ると荒い筆致が目立ちます。
それは光の効果を利用してとのことです。
中央の鏡には女の子の夫婦が描いてあることで有名ですね。
しかし真ん中の女の子のふく、何か窮屈そうな感じがしませんか?
これはベラスケスの「8歳のマルガリータ王女」
これは当時は子供服という概念がなかっただめ
大人のミニチュアといったようなとらわれかたでした。
年齢的には子供ですが、子供らしさを描き出そうとはしていません。
こちらもベラスケスの作品で「薔薇色の衣装マルガリータ」です。
華奢な骨格にコルセットやパニエをふんだんにあしらったものを子供も着ていました。
上の作品はウィリアム・ホガースの「グレアム家の子供たち」
よちよち歩きの幼児にまで大人の服を着させられています。それに加え幼児は実際には男児ですが、女子の格好をさせられています。
当時は幼児の服装に男女の垣根がなかったということが良くわかります。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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