恋の作法
今日も生きてます。
最近千鳥にはまってます。
千鳥に限らずお笑いライブ見てみたいです。
でもお正月にはテレビで死ぬほど見れるからいいか。
初笑い楽しみです。
さて、今日も筑摩書房から出版されている「美少女美術史」池上英洋さん争いの咲紀さん著を読んでます。
私の姉は何を行動するにもまずは本を読む人で姉の本棚にはさまざまなハウツー本があり、帰省する度に今はこれにはまってるんかとわかります。
古代からそういったものはあり、古代ローマのオウィディウスの著書アルス・アマトリア(恋愛指南書)には、愛を伝える最初の手段はラヴレターを活用せよとかいてあります。
上の作品はフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」です。
フェルメールは他にも手紙を読む女性の絵を描いています。
そしてその女性たちはごく一般の庶民の女たちなのです。
良く考えてみると、恋文を送るにも貰うにもまず文字の読み書きができないと行けません。
昨日のマリアの教育の中にも出てきましたが、17世紀になると家業のため、女性も読み書きができるようになってきました。
そのため本や手紙を読む女性が絵の中に登場してくるのです。
上の作品はフラゴナールの読書する少女です。
これも同じ作家の作品で「しるし」。
木のそばにある台の足元に手紙があります。
木に刻み付けてるイニシャルは想い人のイニシャルであろうと想像できます。
というかフラゴナールって頭ってロマンチックのかたまりだったんだなあ。
ジョン・トーマス・ピールの「学ぶ少女」。
小さい黒板を手に楽しそうに考え事をしています。
上の作品はカミーユ・コローの「読書をする羊飼いの少女」。
フラゴナールやジョン・トーマス・ピールの作品は上流階級の人物を対象にしているため読み書きをしていることは驚くことではありませんが、このコローの作品は羊飼いの少女が家畜の番でもしながら本を読んでいます。
西洋文化では驚くことかもですが、日本の貴族は平安時代から恋文を送りあっていましたね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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