キューピッドとエロス
今日も生きてます。
友人が来訪するので短時間で怒濤のごとく掃除をしました。
まあ、アトリエはそのままでいいよねということでアイディアメモ紙が散らばってます。
やすりがけが終わったら掃除しよう。
さて、19日から展示があります!
フェルメールトリビュート展
会期2018年10月19日ー11月4日
会場 MDP GALLERY153-0042
東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階
日・月・祝祭日休廊
11:00 – 19:00
ギャラリーWebsite↓
レセプションパーティー10月19日
18時-20時
秋田でも展示します!
女流作家展
会期2018年10月18日ー10月30日会場
ギャラリー杉
秋田市大町1-3-27
水曜日定休 10:30-18:30
会場URLhttp://www.gallerysan.com
フェルメールトリビュート展は19日のレセプションパーティーに参加する予定です。
秋田の女流作家展は10月27日にギャラリー杉に顔を出す予定です。秋田には27.28といるので、明石の作品の話を聞きたいという方はぜひ連絡ください。 ↓
https://akashiaya.jimdo.com/contact/
さて、筑摩書房から出版されている「美少年美術史」を池上英洋さん川口清香さん著を読んでいます。
前回はキューピッドの色々な呼び方について取り上げました。
前ブログでキューピッドについて書いたので重複する部分あるかもしれませんが、キューピッドがどうして赤ちゃんに翼が生えたようなイメージになっていったかおっていきたいと思います。
ギリシャ神話の創世神話として受け入れられているものに神統記というものがあります。
これは紀元前8世紀の叙事詩人ヘシオドスがかいたものです。
世界がどう生まれていったか説明している話ですが、最初に混沌の中からガイア(大地)とタルタロス(深淵、奈落)が生まれます。
タルタルソースみたいだ。
そして、そのあとにエロス(=キューピッド)が生まれます。
「さらに不死の神々のうちでも並びなく美しいエロスが生じもうした」
(ヘシオドス「神統記」庵川洋一訳)
そんな仰々しいイメージが無いキューピッドですが、めっちゃはやく生まれてるんです。
それはなぜかというと、創世記では最初に登場する男女神によって様々なものが生まれていきます。
(日本神話ではイザナギとイザナミが世界を生んでつくっていく)
その男女が交わるためには「愛」がなければならない。
なのでエロスは国を作るところから登場するんですね。
キューピッドは元々は霊的な存在で肉体もなく、幼児でさえなかったようです。
↑のエロスの段階では性別もなく無性、あるいは両性具有的存在でした。
しかしヴィーナスが誕生してからはその従者的立場になります。
女神の息子というポジションになると男性としてのイメージが定着していきました。
カラヴァッジョ風キューピッド。
描いたのはジョヴァンニ・バッティスタ・カラッチョーロ。
題名「眠るクピド」
本の中では明らかな同性愛的傾向のある作品とありますが、裸の男性がかれた作品はやはりそういうものとして分類されるのでしょうか。
男性同士のホモセクシュアルの作品はよく見るけど、女性同士のは少ない(有名ではないのか見たこと無い)なあ。
カラッチョーロは、カラヴァッジョの様式を追随したナポリ派の代表格です。
作者はエドム・ブーシャルド。
どんな場面なのかな~と調べていたところルーヴルのホームページに記載されてました。
少年姿のクピドは、軍神マルスからは武器を、英雄ヘラクレスからは棍棒を盗んだ。この恐ろしい二神から武器を奪い得意気なクピドは、悪戯っぽく笑い、弾力性を試しながら棍棒で弓を作る。
作家が想像した場面ですね。
古代彫刻や絵からも着想しているそうです。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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