アドニス
今日も生きてます。
上野の森美術館で開催しているフェルメール展のチケットを取ろうと思ったら驚きました。
日時指定入場何ですね。
美術館で時間指定って初めてではないでしょうか。
秋田の美術館と違い、東京の美術館は外に行列ができたりするのでいいアイディアだと思います。
人がたくさんだと並んだ上に人が混みすぎて絵が見られないという事態もあります。
フェルメールは一点でも来日したら集客あるのに今回は9点も来ているのですごい人が集まるだろうな。
そして合わせてフェルメールトリビュート展があります。
フェルメールトリビュート展
会期2018年10月19日ー11月4日
会場 MDP GALLERY
153-0042
東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階
日・月・祝祭日休廊 11:00 – 19:00
ギャラリーWebsite↓
レセプションパーティー
10月19日 18時-20時
秋田でも展示します!
女流作家展
会期2018年10月18日ー10月30日
会場 ギャラリー杉
秋田市大町1-3-27
水曜日定休 10:30-18:30
会場URL
フェルメールトリビュート展は19日のレセプションパーティーに参加する予定です。
秋田の女流作家展は10月27日にギャラリー杉に顔を出す予定です。
秋田には27.28といるので、明石の作品の話を聞きたいという方はぜひ連絡ください。
ホームページのcontactからどうぞ
さて、今日は筑摩書房から出版されている「美少年美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでます。
転生する美青年たちというブログを書きましたが、今日は続篇。
今までの美青年はアポロンが関わっていましたが、今日はヴィーナスが関わります。
この絵の向かって左がアドニス。
全裸の女性がヴィーナスです。
キプロス(東地中海上にある島の国)の王子であったアドニスはとても美しい少年でした。
そしてヴィーナスは美しいアドニスを愛していました。
しかし少年のアドニスはヴィーナスに想われていながらも、友人たちと狩に出掛けることの方が好きでした。
ある日胸騒ぎを感じたヴィーナスは狩にいくアドニスを必死で止めようとします。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオによるヴィーナスとアドーニス
しかし狩に出掛けたアドニスはその先で猪に襲われて亡くなってしまいました。
ヴィーナスはアドニスの死を悲しみ、深紅のアネモネとして転生しました。
絵として描かれるシーンはヴィーナスがアドニスを引き止めようとしているところが多いのでしょうか。
そしてアドニスのもとにヴィーナスがバラの棘を踏んでしまい、それまで白色しかなかったバラの花を血で赤く染めたと言われています。
微妙に細かいエピソードがありますね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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