ヒュアキントス
今日も生きてます。
私は絵を描くとき大概体育座りのポーズで描いてます。
集中しているときは気づきませんが、それが切れると一気に体が固まったような感覚に襲われます。
なので途中に体を目一杯伸ばして休憩しています。気持ちがいい。
ずっと同じ姿勢のわりには肩こりはしません。
小さい頃から結構寝相が悪く、今もなのですが、起きているときに動かないため、寝ているときに動いて凝りを解消しているのだと思っています。
お父さんもお母さんも、お姉ちゃんも…隣で寝ている人は被害に見舞われていたそうです。
意識がないときの出来事なので、
私のせいではない!
さて、筑摩書房から出版されている「美少年美術史」池上英洋さん川口清香さん著を読んでます。
美少年の転生という章に神話のなかで転生して植物になる美少年について取り上げられていました。
ティエポロの1752年-1753年頃の絵画『ヒュアキントスの死』。マドリード、ティッセン=ボルネミッサ美術館所蔵。
そのなかで今日はヒュアキントスについてかきたいとおもいます。
ヒュアキントスはギリシア神話のなかに登場する美少年です。アポロンに愛されています。
ある日ヒュアキントスとアポロンは二人で円盤投げをして遊んでいました。
そしてアポロンが投げた円盤が誤ってヒュアキントスに額に当たってしまい、ヒュアキントは死んでしまいました。(えっ…)
悲しんだアポロンはヒュアキントスをヒヤシンスに転生させました。
ということで、この話をテーマにした作品には円盤やヒヤシンスが二人の男性のそばに描かれることがあります。
ジャン・ブロック
『ヒュアキントスの死』
ポワティエ、サントクロワ美術館
メリー=ジョゼフ・ブロンデル
ヒュアキントスの死
カラヴァッジョ派
ヒュアキントスの死
↑の作品では円盤ではなくてテニスラケットが描かれています。
時代の流行りに合わせて伝承の内容が変化したそうな。
なにも知らない鑑賞者にとってはちょっと困りますね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石 恵 Aya Akashi website - 明石 恵 Aya Akashi website
展示があります。
⚫フェルメールトリビュート展
会期2018年10月19日ー11月4日
会場 MDP GALLERY
153-0042
東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階
日・月・祝祭日休廊 11:00 – 19:00
ギャラリーWebsite↓
レセプションパーティー
10月19日 18時-20時
⚫女流作家展
会期2018年10月18日ー10月30日
会場 ギャラリー杉
秋田市大町1-3-27
水曜日定休 10:30-18:30
会場URL
gallerysan.com
フェルメールトリビュート展は19日のレセプションパーティーに参加する予定です。
秋田の女流作家展は10月27日にギャラリー杉に顔を出す予定です。
秋田には27.28といるので、明石の作品の話を聞きたいという方は連絡してください。