和の配色
今日も生きてます。
絵の入れ物がなくてそこら辺(?)にあった風呂敷を使いました。
いつもは使いませんがあるとたま~に重宝します。
さて、今日は日本の配色を読んでます。
「日本の配色」
佐野敬彦
2011年、パイインターナショナル。
色の本ということで印刷が美しいです。
奈良時代は大陸の影響を受けた明確な配色(青、赤、黄、白、黒)が基本的で、平安時代になると中間色の微妙な色合いの配色が主流になっていったそうです。
本中には実際の着物や工芸品などの美術品がどんな色の配色から成り立っているか紹介されています。
この配色を使うと(比率にもよりますが)この絵のような印象になるのかとわかりますね。
面白い。
着物など…
色の名前も全て和名で表示されています。
巻末に全ての色の%が載っていたのでパソコン上で似た色を出したいと思っても再現可能です。助かりますね。
微妙な違いしかない色にも全て名前がついているところに日本人の色に対するセンスを感じます。
今は使われなくなっているものが多いのは寂しいことかもしれませんね。
甲冑も発見
着物に比べると鮮やかな色の配色ですね。
焼き物↓
おしゃれな焼き物だー思いましたが、この4色を使うとオシャレ感が出せるということでしょうか。参考になりますね。
さらにはお菓子まで↓
たべるのがもったいないタイプのやつだ!
可愛らしい…
絵を見ると構図ばかり注目してしまうタイプですが、色だけきりとってぶんせきするのも面白い見方です。
新しい視点でした。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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