美術史の意義
今日も生きています。
阪神に向けて準備を着々進めています。大丈夫か自分。
池上英洋さんの著書兼大学の頃の教科書西洋美術史入門を読んでいます。
本の中でなぜ美術史を学ぶ必要があるのかについて書かれている項目があります。
まとめると…
多くの人が読み書きできるようになったのは長い歴史のごくごく最近で、昔は識字率はとても低かったそうです。
そんな中絵画は人にものを伝えるための機能を今よりも強くもっていました。
絵に込められたメッセージを読み取ってはじめて私たちはその絵が描かれた当時の人々の考えを理解できます。
つまり美術史とは美術品を介して人間を知ることを最終的な目標としており、その作業は退いては自分自身を知ることに繋がります。
繰り返せば美術史を人間を より深く理解するための学問のひとつです。
私個人としては美術史はものを作る人間として背景が気になる、どういう手法で作られたか知りたい…そして知識を自分の制作に生かしたいという思いがあります。
美術史って美術作品の歴史ではなくて人間の歴史なのかと思うと、見方変わりますね。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。