黄金比ってなんですか?ーパルテノン神殿からオードリーヘップバーンまでー
今日も生きてます。
展示も終わりやっと気持ちが落ち着いてきました。掃除あと少しでひと段落。友達とも久々にごはん行きたいな。焼き芋もあと10分ほどで食べごろだな。こんな感じの日常です。
最近は絵画の教科書から引用していろいろ絵についてみてきましたが、今日から何回か黄金比関係(?)の話をしていきたいと思います。
なぜかというとそういえばA4用紙って確か黄金比だったような…と調べたら白銀比をもとにしたものと知り、金だけじゃなくて銀もあるの!?プラチナとかダイヤモンドとかもあるの?赤・緑もあるの?といろいろ気になったからです。(ピカチュウ)
黄金比は、ひとつの線を a, b の長さで 2 つに分割するときに、a : b = b : (a + b) が成り立つように分割したときの比 a : b のことであり、その値はどちらも1.618となります。
パルテノン神殿の縦横の比率や、ミロのヴィーナスのプロポーション、オードリーヘップバーンの顔の縦横比率(誰が調べたんだろう?)も1:1.618らしいです。
この黄金比は一体だれが発見したのか…詳細は分かりませんが、紀元前3世紀ごろに数学者ユークリッドが編纂したとされる「ユークリッド原論」という数学書の中に出てきます。
西洋の本では聖書に次いで読まれている本らしいです。なんで25年も知らずに生きてこれたのか不思議です。ユークリッドは古代ギリシアの天文学者、数学者です。本当に実在したかは定かではありません。
その本の中で黄金比に関する問題として
「与えられた線分を大小2つに分けて、小さい方の線分ともとの線分全体とから作られる長方形の面積を、大きい方の線分を1辺とする正方形の面積に等しくせよ」この条件を満たす小さい線分と大きい線分の比が黄金比であることをたしかめよ。
というものがあります。これが黄金比について書かれているものの中では一番古いようです。この本はプラトンの学園アカデメイアで知られていた数学の成果を集めて体系化した本と考えられています。なので黄金比はもっと古くからその存在を知られていたことになります。
中学生の頃は数学とか生活の中で全く使わないしぃ―というような考え方もあったので数学できてなくてもいいかと思っていた節もありましたが、数学って一番生活の中に溶け込んでるなあと思う今日この頃です。あの頃の自分に喝をいれてやりたいわ。
古代ギリシャにはこんな本が編纂されるほど活発に議論する数学者たちがいたんですね。今も数学者っているんですか…美術系だったせいか数学者みたことないです。黄金比の比率はわかりましたが、いったいなぜ黄金比を考え出したのかが全くわからない。
どなたか知り合いに数学者がいたら紹介してください。
今日はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございました。