今日も生きてます。
寒いですね。
暖かくして過ごしましょう。
テレビで旅するイタリア語という番組を見ています。
俳優とイタリア人男性がイタリアを旅しながら語学も少し学べるといった内容です。
その中で日本の文化を愛し、日本画を模写&日本画風の絵を制作しているイタリアのアーティストが紹介されていました。
名前は忘れましたが桜や美人画がアトリエの中には所狭しと並んでいました。
今日紹介する一枚も模写がその中にありました。
↑は
菊池契月(きくちけいげつ)が描いた「少女」という題名の作品。
菊池契月(1879-1955)は長野県生まれの日本画家です。
少年時代から絵が好きだったそうです。
歴史的事件や人物、神話などを描きました。
絵の女性は長男の妻をモデルにしてると言われています。
鑑賞者の方へ凛とした視線を向けています。
若さ、清潔さ、無垢さ…等を絵からは感じます。
題名にもある「少女」特有の美しさを表現しているんだろうなあ。
番組の中ではイタリア人女性アーティストのアトリエの壁におそらく原寸大に近い模写が飾られていました。
イタリア人が着物を着た日本人の絵を描いていることが不思議でした。
菊池契月もヨーロッパへ留学(もちろんイタリアも)しており、そこで様々な作品を模写しています。
美的な感覚が国を超えて影響しあっているんだなと当たり前のことを思いました。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明石恵WEBSITE