リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

パステルの由来と語源とその魅力を作家さんに聞いてみた。

明石恵絵画展

【会期】8月23日ー29日

【会場】伊勢丹浦和店 プチギャラリー

 

f:id:akashiaya:20170622204808j:plain

f:id:akashiaya:20170622204814j:plain

個展があります。全日在廊する予定です。

進行中ですがDMイメージはこのような感じです。

 

 

〇「窓のある風景展」

 ギャラリー杉

 

会期:2017年6月22日(木)~7月11日(火)

秋田市大町1-3-27  TEL 018-866-5422
営業時間:AM10:30~PM6:30/駐車場完備./水曜日定休

 

 「窓」をテーマにした展覧会です。毎年この企画をギャラリーではやっているそうです。在廊しませんが、雰囲気の良いギャラリーなのでぜひ足を運んでみてください。

 

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 

今日も生きてます。元気です。

 

今日はパステルについて書きたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。

 

一般にパステルと聞くと、「パステルカラー」といって淡い色合いの事を指す言葉がなじみ深いかなと思います。

 

画材としてのパステルは淡いものからビビットなものまで、絵具の中で一番色の種類が多いです。なぜかというとパステルはパレットの上で混色ができないため、たくさんの色が必要だからです。

 

パステルは「塗り固めたもの」を意味するイタリア語の「pastello」が由来しています。なんとパスタも同じ由来だそうです。最小限の水性固着剤で固めたパステルは顔料そのものの美しさを色彩表現として得られるのが魅力です。

 

どういうふうにつくられていくかというと、ベースとなる白色の体質顔料(着色される白色顔料のことを「体質顔料」といいます。)に色材としての顔料を少しづつ加え、ごく僅かな水性の固着剤で塗り固めて作られます。

 

〇パステル= 体質顔料(炭酸カルシウムや炭酸マグネシウム)

      +色材として顔料

      +水性の固着剤(トラガカンゴムやアラビアゴム)

 

クレヨンのような形や丸型のソフトタイプ、四角形のハードタイプ、その中間など様々な種類がメーカーから発売されています。

 

知り合いのパステル作家さんが言うには、化粧品のかたちのようなパステルもあり、お化粧みたいで楽しいとおっしゃってました。

ルドンのようなふわっとした作品が多いかなと思いきや、ポンパドゥール夫人の肖像のようなカチッとした描写の作品もあり、表現方法は広くて深いです。

 

 

f:id:akashiaya:20170622230033j:plain

f:id:akashiaya:20170622230021j:plain

f:id:akashiaya:20170622230009j:plain

f:id:akashiaya:20170622230049j:plain

 

まだまだなのに千文字いってしまった。

 

実は私はパステルを使ったことがありません。

なのでパステル作家の原田愛さんに魅力を聞いてみました。

 

原田さんのwebsite↓

harada-ai.jimdo.com

 

////////////////////////////////////////// 

 

明石

Qパステルの魅力って何ですか?


原田

A私は、見た目がクレヨンみたいでとっつきやすいとことか。

子どものときみたいで原点回帰の気持ちがするし、画面にダイレクトに気持ちが伝わる感じもすきだよ。パウダリーな質感も他の画材にはないところ。あの優しいふんわり感がすき。

//////////////////////////////////////////

 

ダイレクトに気持ちが伝わるのか…パステルで作品つくってみたいなー

 

 

今日も長くなってしまった…

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

akashiaya.jimdo.com