リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

芸術家のアー写

東急百貨店たまプラーザ店2階にて開催中のたまプラ初夏のアートフェア2017に出品しています。

今日を含め残り3日です!

そういえばまだ行ってないなという方はたまプラーザへ!(^^)

四階の美術画廊では11日から「東京藝大保存修復出身日本画家展~野地美樹子・中村祐子・須藤和之3人展~」が開催中です。

今なら無料で日本画も洋画も楽しめますよ。お得ですね。

 

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若手の作品を中心に約100点展示されています。

私の作品も写真の向かって左側に展示されています。

 

手のひらサイズの作品も飾られていてとてもかわいかったです。

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いろんな種類の作品がみられて楽しい展示でした。

個人的には竹澤イチロー先生の艶めかしい少女像とグッズ(iPhoneケースなど)が気になりました。竹澤先生は楽しい先生なのでぜひ会場でお話しすることをおすすめします。

 

ぜひぜひおこしくださいませ^^

 

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たまプラ初夏のアートフェア2017

【会場】東急百貨店たまプラーザ店 2階 イーストボーイ前

【会期】2017年5月6日―17日

 

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もしかして昨日母の日でしたね。

すっかり忘れていました。

 

お母さんいつもこんな私を支えてくれてありがとうございます。生きてます。

メール返信しないときがあってごめんなさい。

かわいい猫グッズを見つけ次第献上させて頂きます。今回はご容赦ください。

これからもよろしくお願いいたします。    

あや

 

前回プロフィール写真の投稿をしましたが写真を撮るにあたり参考にするために芸術家の顔写真を調べていました。(その記事→プロフィール写真 - リアル絵描き日記

)これからは9人の芸術家の簡単なレポートを一日一人しようかなと思っています。

 

 

ちなみにプロモーション用に使われる写真(宣伝材料写真)をアーティスト写真を略してアー写と呼ばれるらしいです。今まで人生で一度も発声したことがありませんでしたがブログの見出しに使用してみました。

 

今日は草間彌生(くさまやよい)さんです。

 

日本で最も有名な芸術家の一人だと思います。

 

そう思う根拠の一つとしては秋田のような辺境の土地でも草間彌生さんの作品には会います。今はあるかわかりませんが私が高校生の頃、秋田の外旭川サテライトクリニックの2階テラスに約5メートル四方の草間彌生の大きなかぼちゃの彫刻が飾られていました。田んぼが続く地平線と空の間に黒いぶちぶちがついた目を引く真っ黄色のかぼちゃがただただ異様だと感じていました。ほとんどの空間がかぼちゃに負けてました笑正直怖かった。初めて見た日が曇りだったからかなー。第一印象禍々しかったなあ。

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↑高校生の頃の印象風景

同じクラスの友達もあれは何だろうねみたいな話をしていました。

 

今はお金の塊にしか見えません。嫌な人間になっちゃったなあ。百貨店でも草間彌生さんの作品よく出会います。1000枚刷られた版画でも1枚100万してました。まだ値段あがっているのかな。芸術はそういうものではないと思いつつも、隣で展示してるとこれ1枚で私の絵何枚買えるんだろう…とちょっぴり寂しい気分になります。

 

外旭川サテライトクリニックのかぼちゃは今月の22日まで東京六本木の国立新美術館で開催中の草間彌生個展に出張しているらしいです。場所が違うと印象も変わるかも。

 

秋田の美術館でも過去に草間彌生の個展があり見にいったことがあったのですが、作品点数に驚きでした。すごい。版画はかわいくておしゃれな飾りやすそうな作品が多かったのが印象的でした。意外にかわいいなーと思ったことを覚えています。

個人的に一番好きだったのはインスタレーションの「無限の部屋」という作品(おそらく)。

全面に鏡が貼ってある部屋の中に電球がいくつかぶら下がっている作品で、鑑賞者が中に入ると電球がふわっと明るくなります。そうすると電球の明かりとその光に照らされた自分が鏡に永遠に映り込んでいく光景が広がります。狭い部屋から永遠の空間が広がるギャップと自分が(鑑賞者)作品の主役になってみたことがない場所に存在していることが良かったな。草間彌生さんの水玉のイメージと永遠の広がりが体感できるすごく素敵な作品でした。この部屋私の部屋に欲しいなーと思いました。つくろうと思えば四畳半でもいけるかもしれない。

鏡の映り込みを利用した永遠に続く梯子の作品も展示してあったな。

 

かぼちゃの作品が有名ですが鏡の作品も好きです。素敵。

 

中学生の頃芸術家になりたいって美術の先生に言ったら美術手帳読めって言われて、薄暗くて汚ーい美術準備室の中にある埃を被った古い美術手帳を初めて読んだとき、床に何人かの裸の外国人男性が蠢いている部屋の中で水玉の服(隠すべきところの場所の水玉模様がなぜか穴空いていた)を着て立っている長い黒髪の日本人女性の写真が載っていて、ただただ言葉にできないショックを受けたのですが(ただ「…魔女」という単語だけ胸の中に浮かび上がった)それが私の草間彌生初対面でした。※対面してない。けどそれ以上のショック。※でも対面したらその倍以上のショックを受けそうや。

 

ハプニングの作品だったのかな。今はパフォーマンスというんでしょうか。小さな白黒写真でしたが、秋田の田舎の中学生には許容量はるかに上回る衝撃的写真でした。

正直上京してからも許容量を超えるショックばかり受けていますが。

 

 

写真の話のつもりが完全に草間彌生雑談になってしまいました。

田舎の中学生にまで影響を与えるほど草間彌生さんの活動と作品はすごいですね。私も及ばないかもしれませんが、8月の伊勢丹浦和店の個展へ向けて頑張りたいと思います。

 

写真の話はまた明日にしたいと思います。

 

 

 

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