リアル絵描き日記

画家明石恵のブログです。

ザビエルVS仏教ー行く手(布教)を阻むボンズたちー

今日も生きてます。 海の波の音を聞いています。 気分は浜辺です。 気分だけ! ということで今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 ザビエルの生涯が描かれた20枚の連作絵画…

日本人初のカトリック教徒と、ザビエルが見た船上の悪魔の正体

今日も生きてます。 16世紀の日本は戦国時代。 ザビエルはその時代に日本に布教しに来たわけですが、日本にいるザビエルを描いたカトリックの絵画には、当然ながら日本の風景が描かれています。 情報が少ない中、それなりに描き手が東の果て日本を手探りで表…

戦場のザビエルー戦地でも能力(奇跡)が発動ー

今日も生きてます。 中学生の頃は何とも思わなかったけれど、世界の中にある絵画ってほとんど宗教に関係するものなんですよね。 西洋の美術は印象派以前の有名な作品は宗教画多いですよね。 日本でも神様の絵画は古くからありますし、日本でメジャーな画題で…

ザビエルの起こした奇跡ーインドで覚醒するザビエルの能力ー

今日も生きてます。 さて、今日もザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 ザビエルの生涯が描かれた20枚の連作絵画から、意外と知らないザビエルの生涯を取り上げています。 その2…

インドでのザビエル

今日も生きてます。 先日落語を聞きに行きました。 浅草の演芸ホールです。初めていきました。 客席は一席ずつ間隔をあけて座り、最前列は使用禁止です。 落語家さんはさすがにマスクしていませんでしたが、客はマスクと検温消毒必須でした。何より休憩中の…

GO TO ザビエルーインドへ出航編ー

今日も生きてます。 朝が結構冷えていて寒いです。 もともと引きこもり属性の私ですが、こう寒くなるともう最低限の外出すらしませんっ(!? 少しは運動しないとなあと思いがら、ふとんにくるまりさなぎ状態になっています。 不健康! さて、今日もザビエル…

来日したザビエルの腕の価値観雑談と、ザビエルの生涯ーローマ教皇編ー

今日も生きてます。 最近作業中は雨音BGMにしています。 日中はなんやかんや外の音が気になってしまうので防音としての役割です。 いつの間にか常に雨気分で、ふと窓から太陽の光が差し込んでいると驚きます。 ブログでザビエルを取り上げているということも…

旅に出るザビエルーヴィネツィア編と謎の杖ー

今日も生きてます。 テレビで連日大統領選について報道されていますね。 世界情勢に疎い私でも少し興味を持ちました。 日本ではあまり政治のことを外で話すことはないですが、アメリカでは国民が自分が応援している候補者の名前が入ったものを身に着け、主張…

ザビエルは何故アジアまで布教しに来たのか。そもそも布教する前は何してたのか。

今日も生きてます。 ザビエルの本「描かれたザビエルと戦国日本ー西欧画家のアジア認識ー」(鹿毛敏夫編、勉誠出版)を読んでいます。 教科書で見たことはあるザビエルですが、意外に生涯やモチーフにされた作品が興味深いです。 ポルトガルの首都リスボンに…

ザビエル画をみるー東洋の使徒の生涯ー

今日も生きてます。 寒いですね。 布団にくるまりながら作業をしています。 合わせ鏡って良くないというような都市伝説あった気がしますが、なんのそのという感じで合わせまくっています。 永遠に奥に続いていく空間って不思議な世界ですよね。 さて、「描か…

シャガールの聡明な妻ベラ

今日も生きてます。 モチーフで参考にしようと鏡を組み立てています。 大学在学中に額つくりのために買ったガラスをカットする道具 一回使ったきりでもう使わないと思っていたら今回鏡を切るときに活用できました。 これをガラスの上にすべらせ、溝をつくり…

岸田劉生と妻蓁(しげる)の人生

今日も生きてます。 「画家たちの妻」(澤地久枝著、文藝春秋)から、岸田劉生と妻蓁についてとりあげます。 岸田劉生の作品は故郷秋田で中学校の頃みたことがあります。 たしか平野政吉美術館だったかな。 蒐集家の平野政吉のコレクションを所蔵している美…

変な夢雑談と巨匠モデリィアーニの妻ジャンヌ

今日も生きてます。 いつも変な夢を見ます。 白黒ではなくカラーで。 これは夢だとわかっているときもありますが、どっぷり夢の世界に浸かっているときもあり、目が覚めた時は自分が一体どこの世界の住人かわからなくなっています。 それで「私は明石恵、こ…

早世の画家青木繁と福田たね

今日も生きてます。 殺生をしてしまいました。 以前ブログでも触れましたが、家の中でみかけたクモを放置し、「くももん」という愛称(?)をつけて親しんでいました。 リビングや洗面台など、見かけるたびに「あ、まだ生きてる。」と思い、なんとなく愛着が…

夫婦って不思議…画家マティスの妻とヒトラー夫婦雑談。

今日も生きてます。 ここ何回か、巨匠の妻たちについて取り上げてきました。「画家の妻たち」(澤地久枝著、文藝春秋)を参考にしています。 歴史的有名人の妻というのはやはり興味深いです。 あまりテレビを視聴する習慣のない私ですが、ヒトラーの妻「エヴ…

生涯経歴を隠した妻マルトと、その謎の妻と穏やかな日常を描いた画家ボナール

今日も生きてます。 引き続き「画家たちの妻」(澤地久枝著、文藝春秋)を読んでいます。 今日はボナールを取り上げます。 ボナールは「ナビ派」とも言われます。 このナビ派とは、昨日取り上げたゴーギャンを信奉して制作を続けた画家たち。つまりゴーギャ…

ゴーギャンはいくら巨匠でも愛せない。

今日も生きてます。 多分ゴーギャンの作品は実物を見たことがありません。画集では見たことがあり、名前もゴッホの人生に出てくるため知っています。 画風で言えば、自然から抽象的形態を抽出し、色面や線で画面を構築する手法。 パリで画塾に通う若い画家セ…

人生の幸せを描いたルノワールと、その画家を愛した妻

今日も生きてます。 引き続き「画家たちの妻たち」(澤地久枝著、文藝春秋)を読んでいます。 今日はルノワールです。 ピエール=オーギュスト・ルノワール 1841-1919 印象派の代表的な画家のひとりです。 主にパリの風俗の中で遊びに興じる女性の姿や、豊満…

睡蓮の画家モネの妻

今日も生きてます。 私の父方の祖父は教養を高めるタイプの人で、家には本や画集がたくさんありました。 モナリザの複製や鷲の剥製?があったり、暗闇で見ると怖いタイプのコレクションも多かったような気がします。 物置にカレンダーがかかっていて、なぜか…

ルドンを愛した妻…最終的に号泣

今日も生きてます。 ルドンの花の作品をいつかの展覧会で見たことあります。 よくわからないけどすごく綺麗で、(展示のされ方も関係あると思う。)これは鑑賞ではなく体験だなあと思いました。 モネの作品みたときも感じました。 タッチと色彩が相まって本…

農民の画家ミレーを愛した妻

今日も生きてます。 西洋美術史で後世から評価されている画家は、最初は嘲笑され、受け入れられなかったこともあったようです。 日本の美術史ではあまりそういうの無いですよね。 笑われ続けても自分の信念を貫き通すのってすごいことです。 笑われたまま亡…

印象派を愛した妻たちー「近代絵画の父」セザンヌー

今日も生きてます。 いつであったか忘れましたが、セザンヌの展覧会を見に行ったことがあります。セザンヌは西洋美術史の中では近代絵画の巨匠として紹介されています。 セザンヌの言葉として有名なものがあります。 「つまり自然を円筒、球、円錐によって扱…

印象派の巨匠を愛した妻たちー絵画でスキャンダルを巻き起こした巨匠マネー

今日も生きてます。 画家の妻たちという本を読んでいます。 あらかたざっと読んだのですが、やはり私自身が女性ということもあり、妻のほうに感情移入してしまします。 旦那である夫は芸術に対してはとても真摯なのに、当然のようにモデルと複数交際するなど…

巨匠レンブラントの妻

今日も生きてます。 「画家の妻たち」 澤地久枝著、株式会社文芸春秋 という本を読んでます。 作家と結婚する人はどんな気持ちなんでしょうね。 私の周りには作家同士で結婚した人もいますが、素直にすごいなと思います。 美術系の学校に通ったり、クリエイ…

美術画廊の理想のビジネスとは?

今日も生きてます。 現実には存在しない生き物を描く場合、従来の慣例や文献をどこまで忠実になるのかって考えどころです。 正直何にも縛られず新しい造形でもいいけど、いろいろ歴史を踏まえたうえで自分なりの回答を下していくのが、表現者として歴史のあ…

日本の美術業界のいろは③ー日本美術業界の最高権威ー

今日も生きてます。 朝のニュース番組で車の事故について報じられていました。 なんか見覚えある風景…? と思ったら地元の秋田の交差点で驚きです。 こういうようなニュースって毎日のように放送されていますが、知っている場所だと急に身近に感じます。 私…

日本の美術業界のいろは②ー芸術作品の価格設定ー

今日も生きてます。 涼しくなってきましたね。 蝉の声も鈴虫の声もいつの間にか聞こえなくなってしまいました。 夏好きな私としては少し切ないですが、今度は芸術の秋ともいわれる季節。 私が何よりも大きな声で鳴くしかないっ!!(??? そして秋といえば…

日本の美術業界のいろは①ー画廊の種類ー

今日も生きてます。 くももんを視界の隅に感じながら作業しております。 (※くももんとは、いつからか部屋に住み着いている黒いクモ。白い壁に黒いボディが良く映える。思い切ってくももんと命名。) 「銀座の画廊経営」 銀座柳画廊 副社長野呂洋子さん著 株…

海の不思議で綺麗な生き物たちに癒される

今日も生きてます。 パソコンを新調してからお絵かきソフトの使い勝手が格段に上がり、夢中になっている今日この頃です。 パソコン周りには参考資料をぺたぺた張っていますが、その間から黒いクモが現れて驚いています。 実は結構前から部屋に居ついているこ…

美しくてちょっと面白い鳥たちに癒される

今日も生きてます。 道を歩いているときに雀がいるととっても嬉しくなります。 小鳥ってかわいらしいですよね。 調子に乗って近寄ってよく見てみようとすると、もーすんごい勢いで遠ざかります。 邪魔してごめんね~という気持ちになります。 ということで、…